牡牛座4度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

The rainbow's pot of gold

虹のふもとにあるという、金貨のつぼ。

内なる確信を支えに、選んだ道で豊かさを実らせる信念の実践家

キーワード

「信念(FAITH):心の中の確信が、君の選んだ道を支えてくれる」

「安心感」「ご褒美」「夢」「信じる力」「豊かさ」「ゆるがなさ」

目指す方向性

  • 自分が本当に信じられることを、紙に書き出しておくこと。
  • 一度選んだ道は、結果が見えるまでじっくり続けること。
  • お金や時間の使い方に、自分の価値観をはっきり映すこと。
  • 「いつか」より、目の前のチャンスに手をのばすこと。
  • 自分へのご褒美を、がんばりの区切りごとに用意すること。

シンボルを読む

選んだ道を支える信じる力

4度のキーワードは「信念」。
この度数の人は、心の中の確信を支えにして、選んだ道をどっしり進める人です。
まわりが不安そうでも、君の中には「これでいい」という静かな安心感があるんです。

牡牛座は、地のサインの固定宮。
地は豊かさそのもの、固定宮は決めたことを変えずに持ち続ける力のことです。
そのふたつが重なって、見えないうちから、実りを信じて種をまける度数なんです。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

緑の丘がつづく田舎の町。
雨上がりの午後、少年は、丘の向こうにかかった虹を見つけました。
「虹のふもとには、金貨のつぼがあるんだって」
おじいさんの言葉を思い出して、彼は走り出します。
ふもとに、つぼはありませんでした。
でもそこには、りんごの木がたくさん実をつけた、古い果樹園が広がっていました。
何十年かのち、その果樹園の主になっていたのは、あの少年でした。

宝ものは、見つけるより、育てるほうが確かだった。
この度数の人は、信じて選んだ道の上で、豊かさを実らせることができるんです。

ゆるがない安心感

この度数の人は、ゆるがない安心感の持ち主です。
その安心は、誰かからもらったものではなく、自分の内側から出てくるもの。

地のサインは、手でさわれるものに安心する星座。
でもこの度数の人は、目に見えない確信まで、しっかり手ざわりとして持てるんです。
だから、結果が出るまでの時間を、あせらずに待てる。

信じた道を、簡単には手放さない。
君にとっては、それがふつうのことです。
その粘りがあるから、まわりの人も、君のそばにいると落ち着くんです。

空想の宝さがしに夢中になって、目の前のチャンスを見のがしそうになったら。
「今日、手の届くところにあるものは?」と見まわすのが、この度数の人の宝の地図です。
本当の金貨は、たいてい足もとに落ちています。

がんばりを受けとる豊かさ

この度数の人は、自分へのご褒美を、ちゃんと受けとれる人です。
がんばった分の実りを、遠慮せずに味わえる。
それも、牡牛座らしい豊かさの才能なんです。

虹のふもとの金貨は、ご褒美の象徴。
この度数の人は、「いつか実る」と信じる力を持っているから、毎日の道を歩き続けられます。
そして歩き続けた先で、実りを受けとる準備もできている。

夢を持つことと、足を動かすこと。
その両方を持っているから、この度数の人の信念は、現実を変えていけるんです。

ちょっとだけクセ

宝くじを買うと、当たったときの使い道まで細かく決めている。
好きなブランドは、新作が出ていなくても、ときどきお店をのぞきに行く。
信じたものを大事にし続けるのが、君らしさなんです。

雨上がりの空にかかる虹のふもとで、金貨のつぼが光っています。
それが、君の選んだ道の先にある景色です。

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