場面
A petrified forest
石になった森(木が長い年月をかけて化石になったもの)。
どんな時代もしぶとく生きぬく、底力あふれるサバイバー
キーワード
「存続(SURVIVAL):長い時間を越えて、君の中には残り続ける力がある」
「持久力」「底力」「歴史」「蓄え」「時の重み」「しぶとさ」
目指す方向性
- 流行より、十年先も残るものに時間をかけること。
- 経験や知識を、ノートや記録にためていくこと。
- 家族や土地の歴史を知り、自分の力の根っこにすること。
- 好きで続けてきたことを、暮らしが変わっても手ばなさないこと。
- 変化の波が来ても、自分のペースで生きのびる方法を持つこと。
シンボルを読む
長い時間を越えて残る力
3度のキーワードは「存続」。
この度数の人は、どんなに時代が変わっても、しぶとく残り続ける力を持っています。
一時の波にはのまれない、長い時間の強さがあるんです。
魚座は、水のサインの柔軟宮。
水はすべてを受け入れる深さ、柔軟宮は形を変えながら生きのびるしなやかさのことです。
石になった森は、木が長い年月をかけて、石へと姿を変えたもの。
形を変えることで、とほうもなく長い時間を越えて残ってきました。
魚座のしなやかさが、そのまま「残る力」になっている度数なんですよね。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
山あいの小さな町の、合唱団。
練習に使っていた集会所が、ある年、取りこわされることになりました。
それでも、団員たちは歌をやめません。
冬は誰かの家の台所で、春は納屋で、夏は川べりの野原で。
集まる場所も、人の顔ぶれも、少しずつ変わっていきました。
何十年たった今も、町の子どもたちは、親と同じ歌を口ずさみながら坂道をのぼっています。
形が変わっても、大事にしてきた中身は残っていく。
この度数の人は、好きなものを、時代に合わせて形を変えながら持ち続けられるんです。
しぶとさを支える底力
この度数の人は、底力の持ち主です。
ふだんは静かでも、苦しいときにこそ本当の強さが出てきます。
それは、君の中にたくさんの蓄えがあるから。
小さいころの思い出も、失敗した経験も、ぜんぶ君の中に残っている。
いざというとき、その全部が、君の足もとを支えてくれるんです。
ただ、昔のやり方や見た目の形にこだわりすぎると、体が石のように動かなくなってしまうことも。
「残したいのは、形?それとも中身?」
そう自分に聞けたとき、君のしぶとさはもっとしなやかになります。
時の重みを味方にする力
この度数の人には、時の重みを味方にする力があります。
長くつき合ってきたものほど、言葉にも暮らしにも深みがにじんでくる。
歴史のあるものに心をひかれるのは、君自身が、時間の中で育ってきたものを大事にできる人だから。
あせらなくていいんです。
好きで手もとに残してきたものは、それだけで、君らしさの根っこになっています。
ちょっとだけクセ
何年も着ていない服でも、「いつか着るかも」と思うと捨てられない。
十年前のメールを、なぜか今でも読み返せるように残している。
思い出を手放さないのは、それだけ一日一日を大事に生きてきたからです。
石になった森は、今日もとほうもなく長い時間を抱いて、静かに立っています。