魚座4度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

Heavy car traffic on a narrow isthmus

せまい地峡(海にはさまれた細い陸地)を、車がびっしりと行き交っている。

こみ合う場所に道を通し、人と人を結ぶ名コーディネーター

キーワード

「合流(CONVERGENCE):こみ合う中でも、君は流れを整えて道を通せる」

「交通整理」「集まる力」「秩序」「橋渡し」「交わり」「要」

目指す方向性

  • こみ入った問題は、まず紙に書き出して流れを整理すること。
  • ちがう立場の人が集まる場で、進行役を引き受けること。
  • 物流、事務、企画など、段取りで人を助ける仕事を選ぶこと。
  • どうしても必要な決まりは、先に受け入れてから動くこと。
  • 忙しい時期ほど、自分の休む時間を予定に入れること。

シンボルを読む

ごちゃごちゃの中に筋道を見つける力

4度のキーワードは「合流」。
この度数の人は、こみ合った状況の中に、すっと筋道を見つけられる力を持っています。
みんなが「どうしよう」と固まっているとき、君には通れる道が見えているんです。

魚座は、水のサインの柔軟宮。
水はいろんな流れをひとつに集める性質、柔軟宮は状況に合わせて向きを変える力のことです。
3度で長い時間を越えてきた人が、4度では、たくさんの人が行き交う道の上に立ちます。
地峡は、海と海にはさまれたせまい陸地。
いろんな方向から来た流れが、一か所に集まる場所なんです。

たとえば、こんな話。

山あいのホテルの、結婚式の夜の厨房。
前菜、スープ、メイン料理。注文が次々に飛びこんで、料理人たちはおたがいにぶつかりそうになっていました。
そのとき、若い副料理長が声を上げます。
「スープは右の通路、メインは左。お皿は私が全部見るから」
それだけで、厨房の中の動きが、すっと一本の流れになりました。
最後のデザートが出たとき、広間からは大きな拍手が聞こえてきました。

せまい場所に人が集まるほど、この度数の人の出番です。
流れを整えて、みんなを目的地まで通していけるんです。

人をつなぐ橋渡しの力

この度数の人は、橋渡しが得意な人です。
ちがう意見の人同士でも、共通の行き先を見つけて、つないでいけます。

魚座の共感力は、相手の立場を自分のことのように感じとる力。
だから君は、どちらの言い分にも「そうだよね」と耳をかたむけられる。
その上で、両方が通れる道を探すんです。

気をつけたいのは、自分のやり方にこだわるあまり、どうしても必要な決まりまで押しのけたくなるとき。
道に信号があるのは、みんなが安全に通るため。
決まりを味方につけたとき、君の交通整理はいちばんなめらかになります。

みんなが集まる要になる力

この度数の人のまわりには、自然と人が集まります。
君がいると、話がまとまる。仕事が前に進む。
気づけば、みんなの「要」になっているんです。

たくさんの流れが交わる場所は、にぎやかで、ときどき大変。
それでも君は、その交わりの中に、人と人が出会うおもしろさを見つけられます。

ちょっとだけクセ

グループのやりとりが混乱してくると、つい「まとめると〜」と書きこんでいる。
渋滞にはまると、頭の中で抜け道を三本くらい考えている。
散らかった流れを見ると、整えずにはいられないんですね。

海にはさまれた細い陸地を、車がつぎつぎと抜けていく。
こみ合う道の上でも、流れはちゃんと前へ進んでいます。

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