魚座2度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A squirrel hiding from hunters

狩人から、身をかくしているリス。

危ないものを先に感じとり、引き際を見きわめる賢い戦略家

キーワード

「用心(CAUTION):身を守る賢さで、君は大事なものを守っていける」

「慎重さ」「危機察知」「賢さ」「身を守る力」「引き際」「控えめ」

目指す方向性

  • 大きな決断の前に、うまくいかなかった場合を一度だけ考えておくこと。
  • 「なんだか変だな」という直感を、聞き流さないこと。
  • 家族、お金、体力など、守りたいものの順番を決めておくこと。
  • 危機管理や安全を守る力を、仕事の強みにすること。
  • 守りを固めたら、そのぶん安心して楽しむこと。

シンボルを読む

危ないものを先に感じとる力

2度のキーワードは「用心」。
この度数の人は、危ないものを、まだ遠くにあるうちに感じとる力を持っています。
空気が少し変わっただけで、「あれ?」と気づけるんです。

魚座は、水のサインの柔軟宮。
水は目に見えないものまで感じとる感受性、柔軟宮はその場に合わせてすばやく動きを変える力のことです。
魚座のアンテナは、12星座の中でもとびきり敏感。
その感度が、この度数では身を守るほうに使われています。

こんな場面を思い浮かべてみてください。

秋の山の尾根道。
四人の仲間が、頂上をめざして歩いていました。
頂上まで、あと一時間。
そこで、いちばん後ろを歩いていた女性が足を止めます。
「西の雲、さっきより速くなってる。今日はここで引き返そう」
仲間たちは少し不満そうでしたが、しぶしぶ山を下りました。
ふもとの山小屋に着いたとたん、窓の外は激しい雨になりました。

あの女性のように、みんなが前しか見ていないときに、別の方向の変化に気づける。
この度数の人の用心深さは、仲間ごと守る力になるんです。

引き際を知る賢さ

この度数の人は、引き際を知っている人です。
進むことと同じくらい、引くことの値打ちがわかっている。

「心配性だね」と言われても、それでいいんです。
君が立ち止まったから助かった場面は、これまでにもきっとあったはず。

ときには、こわさが大きくなって、何も始められなくなる日もあるかもしれません。
そんな日は、守りたいものを思い浮かべてみてください。
守るための一歩なら、君は迷わず踏み出せます。

控えめさで大事なものを守る力

この度数の人は、控えめにふるまうのが上手です。
目立たないように動いて、大事なものを静かに守りぬけます。

お金も、時間も、人とのつながりも、一か所にまとめず分けて持っておける。
そのおかげで、何かあっても、まわりの人まで支えていけるんです。

危険に気づける人がいるから、みんなは安心して遊べる。
それが、この度数の人の賢さです。

ちょっとだけクセ

旅行のかばんには、使わなかった絆創膏と折りたたみ傘がいつも入っている。
新しいお店は、口コミを三つ以上読んでからでないと入れない。
その用心深さに、じつはまわりの人がこっそり助けられています。

狩人の足音が遠ざかるまで、枝のかげでじっと息をひそめるリス。
待てることも、君の立派な力です。

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