場面
The purging of the priesthood
聖職者たちの中のゆがみが、正されていく。
うわべの飾りを外して本物を取りもどす、まっすぐな改革者
キーワード
「改革(REFORMATION):うわべだけの飾りをはがして、君は本物を取りもどせる」
「浄化」「刷新」「正直さ」「本物志向」「勇気」「見直し」
目指す方向性
- 見栄えより、中身が本物かどうかを大事にすること。
- 「なんとなく続いているだけ」のやり方を、見直すこと。
- おかしいと思ったことに、やさしく、でもはっきり「ちがう」と言うこと。
- 人を肩書きではなく、その人自身で見ること。
- 古いものの中から、本当に大事な部分を残して磨くこと。
シンボルを読む
本物を取りもどす力
25度のキーワードは「改革」。
この度数の人は、うわべの飾りの下から、本物を取りもどせる人です。
「かっこよく見えるけど、なんかちがう」に、ちゃんと気づけるんです。
魚座は、水のサインの柔軟宮。
水は、にごったものを洗い流して澄ませていく力。
柔軟宮は、古い形にしがみつかずに、変わっていける力です。
誰かを責めるのではなく、流れを変えることで、自然にすっきりさせていけるんです。
魚座の仕上げの段階で、25度は大そうじの場所です。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
古い大聖堂の修復。
壁には何百年ものあいだに、金色の飾りや厚い塗料が何度も塗り重ねられていました。
豪華だけれど、どこか重たい。
修復にやってきた職人は、細い筆と小さなへらで、少しずつ上の層をはがしていきました。
何か月もかかって現れたのは、素朴でやわらかな色の、元の壁画でした。
見に来た人たちは、ひとりまたひとりと、そっと手を合わせました。
職人がしたのは、もともとあった美しさを、もう一度見えるようにすることでした。
この度数の人の改革も同じ。
大事なものを守るために、余計なものをそっと外せるんです。
正直でいる勇気
この度数の人は、とても正直です。
人を実際より大きく持ち上げたり、うわべだけほめたりするのが苦手。
だから、君の「いいね」は信じてもらえるんです。
おかしいと思うことに「ちょっと待って」と言うのは、勇気がいります。
それでも、黙っていられない。
その声が、みんなの場所を風通しよくしていきます。
やさしい見直し
正しさを大事にする人ほど、「どうしてわかってくれないの」と、気持ちがかたくなりそうになる瞬間があります。
そんなときは、あの職人の細い筆を思い出してみて。
一気にはがさず、少しずつ。
責めるより、見せていく。
君の改革は、そのほうがずっと遠くまで届きます。
ちょっとだけクセ
「大人気」「期間限定」の札を見ると、つい原材料の欄を確かめてしまう。
形だけの会議が続くと、議題を一枚にまとめて出したくなる。
本物を見たい気持ちは、どうしても黙っていてくれないようです。
聖職者たちが、重ねてきた飾りの衣を一枚ずつ脱いでいく。
残ったのは、祈るために集まった最初の日と同じ、素朴な姿でした。