場面
A lady in fox fur
キツネの毛皮をまとった女の人。
装いで自分を守りながら、内側の良さを光らせる気品のスタイリスト
キーワード
「気品(TASTEFULNESS):上品な装いで自分を守りながら、君は内側の良さを見せられる」
「センス」「装い」「賢さ」「優雅さ」「自分を守る」「奥ゆかしさ」
目指す方向性
- 自分に似合うものを知って、センスを磨き続けること。
- 装いを、心を守って前へ出るための味方にすること。
- 見た目の美しさと、内側の良さを両方育てること。
- 言葉づかいやふるまいにも、上品さを行きわたらせること。
- 良いものを選ぶ目を、仕事にも生かすこと。
シンボルを読む
センスで自分を守る賢さ
14度のキーワードは「気品」。
この度数の人は、装いやふるまいの美しさで、自分をしなやかに守れる人です。
センスがいいだけではなく、それを使いこなす賢さがあります。
魚座は、水のサインの柔軟宮。
水は感じやすい心、柔軟宮はまわりに合わせて形を変えられる力のことです。
感じやすい人だからこそ、自分を守る上手な方法を知っているんです。
キツネの毛皮は、寒さから身を守りながら、その人をいっそう美しく見せてくれるもの。
この度数の人の上品さも、同じはたらきをしています。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
雪のちらつく夜の、歌劇場の前。
はじめて大事な商談に向かう女の人が、お気に入りのコートの襟をととのえます。
本当は、胸がどきどきしている。
でも、似合うものを身につけていると、不思議と声が落ち着くのです。
話し合いが終わったとき、相手の人が言いました。
「服もすてきですが、あなたの話し方がいちばん印象に残りました」
装いに守られているから、心を落ち着けて話せる。
この度数の人は、その内側で、本当の良さを堂々と見せることができるんです。
見た目と中身を、両方みがく
この度数の人は、自分に似合うものがよくわかっています。
色、素材、言葉えらび、立ち居ふるまい。
細かいところまで気がつく目を持っています。
服を選ぶ時間は、君にとって、自分の気持ちとゆっくり話す時間でもあります。
今日はどんな一日にしたいか。誰の前で、どんな自分でいたいか。
その答えが、色や形になって、そっと表にあらわれるんです。
「気取ってるね」と言われても、それでいいんです。
その気品は、君が自分を大切にしてきた時間から生まれたものだから。
飾りのむこうにある本当の君
美しく装う力は、ときに鎧にもなります。
流行や人の目が気になりすぎると、本当の自分を毛皮の奥にしまいこみたくなることもあります。
そんな気配を感じた日は、いちばん好きなものだけ身につけて、ほかは思いきって力を抜いてしまいましょう。
好きなものが一つあれば、気品はそれで足ります。
飾りをへらした日の君は、かえって人の心に残るものです。
ちょっとだけクセ
出かける前、鏡の前で「やっぱりこっち」と三回着替えている。
人の持ち物の素材やつくりに、一瞬で気づいてしまう。
目が肥えているのは、センスを育ててきたしるしです。
キツネの毛皮をさらりとまとい、背すじをのばして歩く女の人。
その上品な横顔と、奥にあるやわらかなまなざし。