場面
The Great Stone Face
大いなる岩の顔(山にあらわれた、人の顔の形の岩。ホーソーンの物語より)。
ぶれない自分のままで流れを動かしていく、静かなカリスマ
キーワード
「識別(DISCERNMENT):本物を見分ける君のまっすぐさが、流れを動かしていく」
「人格」「理想の姿」「存在感」「静かな影響力」「ぶれない心」「本物を見抜く力」
目指す方向性
- 口で語るより、生き方そのもので見せること。
- 自分の理想の姿を、毎日の小さな行動に写すこと。
- 本物とそうでないものを、ていねいに見分けること。
- 立場が変わっても、同じ自分でいつづけること。
- 歩いてきた道を、次の始まりへ手渡すこと。
シンボルを読む
生き方で影響を与える力
30度のキーワードは「識別」。
この度数の人は、ぶれない自分のままで、まわりの流れを動かしていける人です。
大きな声を出さなくても、そこにいるだけで場が落ち着くんです。
魚座は、水のサインの柔軟宮。
水はすべてを受けいれる大きさ、柔軟宮は次の段階へ橋をかける力です。
30度は、魚座の、そして12星座ぜんぶの最後の度数。
牡羊座から続いてきた長い旅が、ここでひとつの輪になります。
ここで仕上がった「本物の自分」を連れて、次の牡羊座から、また新しい一周が始まっていくんです。
ホーソーンの物語では、こんなふうに語られています。
山のふもとの谷。
向こうの岩山には人の顔のような形の岩があって、谷の人たちは昔からそれを見上げて暮らしてきました。
「いつか、あの顔にそっくりの立派な人がやってくる」
そう言い伝えられていたんです。
谷で生まれた男の子は、毎日その顔を見上げて育ちました。
大人になっても、彼は谷で畑を耕し、困った人の話を聞き続けました。
ある夕方、遠くから来た旅人が、彼の顔を見て言いました。
「あの岩の顔に、そっくりだ」
立派な人を待ち続けた彼は、気づけば自分がその人になっていました。
この度数の人は、理想の姿を見つめ続けることで、その姿に自分を近づけていけるんです。
本物を見分ける目
この度数の人は、本物とそうでないものを、静かに見分けられる人です。
派手な言葉や肩書きより、その人が毎日どう生きているかを見ている。
だから、君がすすめるものや人は、信頼されるんです。
言葉より先に伝わる強さ
自分の良さを、うまく言葉にできないこともあります。
自己紹介や面接で、何を言えばいいかわからなくなる。
でも、君の良さは、言葉より先にふるまいから伝わっています。
言葉が見つからないときは、「毎日やっていること」をそのまま話せばいいんです。
それが、いちばん君らしい自己紹介になります。
ちょっとだけクセ
自己紹介の順番が回ってくると、ちょっとそわそわする。
なのに、気づけばまわりから相談ごとを持ちこまれている。
言葉より背中で語ってしまうところが、君らしさです。
長い時間をかけて、山に刻まれてきた大いなる岩の顔。
12星座の旅の終わりに、そのまなざしは君自身のものになっています。