場面
A prism
プリズム(光を虹の七色に分けるガラス)。
物事をくっきり見分けて確かな答えを出す、正確無比の分析家
キーワード
「検証(VALIDATION):物事をくっきり見分けて、君は確かな答えを出せる」
「正確さ」「分析力」「多面性」「虹」「明晰さ」「見分ける力」
目指す方向性
- ひとつの話を、いろんな角度から見てみること。
- 感覚でつかんだことを、確かめてから言葉にすること。
- ごちゃまぜの問題を、要素に分けて整理すること。
- 細かいちがいに気づく力を、仕事の強みにすること。
- 出した答えを、まわりが使える形で手渡すこと。
シンボルを読む
くっきり見分ける力
29度のキーワードは「検証」。
この度数の人は、物事をくっきり見分けて、確かな答えを出せる人です。
ぼんやりした状況を、「要するにこういうこと」と整理できるんです。
魚座は、水のサインの柔軟宮。
水は物事を丸ごと感じとる力、柔軟宮は見方を自在に切り替える力です。
ふだんは全体をまとめて感じる魚座が、29度では、その感覚を七色に分けて見せてくれます。
こんな物語があります。
雨の日の、町の図書館。
カウンターに、ひとりの男の人がやってきました。
「子どものころに読んだ本を探しているんです。表紙が青くて、灯台が出てきて……たしか、犬も」
司書の女の人は、覚えていることを紙に書き出してもらいました。
表紙の色、出てきた動物、読んだころの年齢、挿絵の雰囲気。
手がかりを一つずつ分けて並べると、ぼんやりした記憶に、くっきりした輪郭が見えてきます。
彼女は書庫へ行き、一冊の本を持ってもどってきました。
男の人はページを開いたとたん、「これです」と小さく声をあげました。
ごちゃまぜの手がかりも、分けて並べれば、確かな答えにたどりつける。
この度数の人は、ぼんやりした状況の中から、ぴたりと合う答えを見分けられるんです。
いろんな角度から見る力
プリズムは、一本の白い光を、七つの色に分けます。
この度数の人も、ひとつの出来事を、いくつもの面から見られる人です。
「こっちから見るとこう、あっちから見るとこう」。
その見方の多さが、正確な判断につながっていきます。
ひとつの見方にしばられないから、意見がぶつかった場面でも、それぞれの言い分をきちんと分けて聞けるんです。
細かい数字や、言葉のわずかなちがいに気づけるのも、君の才能です。
会議の資料で、みんなが見のがした一行に気づく。
レシピの分量の、小さな書きまちがいに気づく。
その細やかさに、まわりの人はこれまで何度も助けられてきたはずです。
確かさを届ける力
頭の回転が速いぶん、「それ、ちがいますよ」と先に言いたくなる場面もあります。
ひと呼吸おいて、相手の話を最後まで聞いてからでも、答えは逃げていきません。
君の正確さは、相手の顔を見ながら渡すと、いちばん喜ばれます。
ちょっとだけクセ
映画を見たあと、伏線の話で一時間しゃべれる。
友だちの話の、時系列のずれにすぐ気づいてしまう。
細かいところまで見えちゃう人の、愛すべきこだわりです。
窓辺のプリズムを通って、壁いっぱいに広がる七色の光。
君の目は、そのひと色ひと色を、ちゃんと見分けています。