場面
Men seeking illumination
光(悟り)を求めている人たち。
大いなるものに心を合わせて、高みへ進んでいくひたむきな求道者
キーワード
「献身(DEDICATION):大いなるものに心を合わせるほど、君は高く進める」
「探求心」「精神性」「真理」「仲間」「導き」「目覚め」
目指す方向性
- 本当に大切だと思えるものに、心をささげること。
- 答えを探す旅を、仲間といっしょに続けること。
- 目に見えない価値を、仕事や暮らしの軸にすること。
- 学んだことを、自分の毎日で試していくこと。
- 大きな目標に向かって、心が動くぶんだけ力をそそぐこと。
シンボルを読む
大いなるものに心を合わせる力
11度のキーワードは「献身」。
この度数の人は、自分より大きなものに心を合わせて、ぐんぐん高く進んでいける人です。
理想や真理のためなら、驚くほどの力を出せます。
魚座は、水のサインの柔軟宮。
水は共感と祈り、柔軟宮は形を変えてどこへでもしみこんでいく、しなやかさのことです。
守護星の海王星は、目に見えないものへのあこがれを表します。
つまり、この度数の人は、見えない大切なものに向かって、心を開いていけるんです。
11度からは、魚座のまん中。
ここから、魚座の祈る力がぐっと深まっていきます。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
山の上の修道院。
夜明け前、ランプを手にした人たちが、長い石段をのぼっていきます。
年齢も国もばらばら。
誰も口をきかないのに、足音だけがきれいにそろっていました。
いちばん上に着いたとき、谷のむこうから朝の光がさしてきます。
みんな同じ方を向いたまま、しばらく動けずにいました。
同じ光を求める人と並ぶと、ひとりでは届かない高さまで行ける。
この度数の人は、仲間と心を合わせることで、自分の限界をこえていけるんです。
目に見えない価値を信じる強さ
この度数の人は、お金や評判だけでは動きません。
「これは本当に大切か」を、いつも心の中で確かめています。
仕事を選ぶときも、人とつき合うときも、自分の奥で「うん」と言えるかどうか。
その感覚があるから、君の選択には、ぶれない芯が通っています。
大事にしているものは目に見えなくても、選んだものや言葉のはしばしに、ちゃんとにじみ出ています。
理想を語る人は、ときどき浮いて見られます。
でも、見えない価値を信じられる人がいるから、世界は少しずつよくなっていくんです。
言葉と毎日を重ねていく
探す旅は、話すことより、歩くことで進みます。
この度数の人の強さは、学んだことを暮らしの中で試せるところにあります。
理想を語る声が大きくなるほど、足もとが追いつかなくなることもあります。
語るのを少しお休みして、今日の自分にできることに手をつければ、それでじゅうぶん。
暮らしの中で試された言葉には、まわりを照らす力が宿っていきます。
ちょっとだけクセ
心にひびく本に出会うと、同じ一節に何本も線を引いている。
「生きる意味」みたいな話になると、夜中まで止まらない。
それだけ、まっすぐに光を探している証拠です。
光を求めて、同じ方を向いて歩いていく人たち。
その足もとを、夜明けの光が少しずつ照らしていきます。