射手座14度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

The Pyramids and the Sphinx

ピラミッドとスフィンクス。

壮大な想像を確かな形にする、スケールの大きいビジョナリー

キーワード

「確証(CERTIFICATION):大きな想像力を、君は毎日の暮らしで確かな形にできる」

「永続性」「スケールの大きさ」「神秘」「実用性」「揺るがない土台」「想像力」

目指す方向性

  • 大きな夢を、遠慮せずに描くこと。
  • 描いた夢を、毎日の暮らしで使える形にすること。
  • 長く残るものを、時間をかけて築くこと。
  • ぶれない土台を、自分の中につくること。
  • 人の役に立つかどうかで、アイデアを磨くこと。

シンボルを読む

夢を大きく描くスケール

14度のキーワードは「確証」。
この度数の人は、とても大きな夢を描ける人です。
ふつうなら「そんなの無理」と思う規模のことを、本気で想像できる。
そして、それを確かな形にしていく力も持っています。

射手座は、火のサインの柔軟宮。
守護星の木星は、ものごとを大きくふくらませる星です。
火の情熱に、木星の「もっと大きく」が合わさる。
だから、この度数の人の想像は、時代や国をこえるほど広がっていきます。

こんな物語を思いうかべてみます。

砂漠の町に住む、若い建築家の女性。
彼女の夢は、町のまん中に、百年先まで残る図書館を建てることでした。
スケッチブックには、空まで届きそうな大きな建物。
でも実際に設計図を引くとき、彼女がいちばん時間をかけたのは、子どもが座る椅子の高さでした。
「大きな建物も、毎日ここに来る人のためのものだから」
開館の日、いちばん乗りでかけこんできたのは、近所の小さな子どもたちでした。

大きな夢と、毎日の使いやすさ。
この度数の人は、その両方を、ひとつの形にまとめられるんです。

何千年も残るものを築く力

ピラミッドは、何千年たっても立ち続けています。
この度数の人がつくるものにも、長く残る力があります。

流行りものより、ずっと使えるもの。
すぐに出る成果より、あとからじわじわ役立つ土台。
何年も続く集まり、世代をこえて使われる道具、長く愛される場所。
大きな絵を描きながら、それを一段ずつ積める形に分けていけるのも、君の才能です。
その選び方ができるから、君の仕事は時間がたつほど価値を増していきます。

背のびより、自分の大きさで

スフィンクスは、黙ってどっしり座っています。
自分を大きく見せる必要が、どこにもないからです。

大きな夢を持つ人ほど、あこがれの人と自分をくらべたくなるもの。
でも君は、今の君の大きさのままで、もう十分スケールの大きな人です。
背のびをやめたところから、君のピラミッドづくりが始まります。

ちょっとだけクセ

近所の公園の話をしていたはずが、いつのまにか町づくりの話になっている。
古代遺跡のドキュメンタリーが始まると、夜ふかしが決まる。
想像の地図が大きいのは、君の心の広さそのものです。

砂の上に、何千年も立ち続けるピラミッドとスフィンクス。
君の夢も、そのくらい大きくていいんです。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋