射手座21度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A child and a dog with borrowed eyeglasses

借りためがねをかけた、子どもと犬。

視点を自在に切りかえて、足もとの宝物を見つけだす遊び心ある分析家

キーワード

「吟味(EXAMINATION):いろんな角度から見ることで、君は自分のチャンスを見きわめられる」

「分析力」「視点を変える」「遊び心」「観察力」「試す力」「ユーモア」

目指す方向性

  • ひとつの答えに飛びつく前に、三つの角度から見てみること。
  • 人の視点を借りて、自分では気づけない面を知ること。
  • 気になることは、小さく試してたしかめること。
  • 分析する力を、仕事の企画や決断にそのまま生かすこと。
  • 深刻な場面ほど、遊び心を忘れないこと。

シンボルを読む

角度を変えて見る分析力

21度のキーワードは「吟味」。
この度数の人は、ものごとを、いろんな角度から見られる人です。
表から、裏から、ななめから。
見る向きを変えるたびに、ほかの人が見のがすチャンスを見つけるんです。

射手座は、火のサインの柔軟宮。
火は理想に向かう情熱、柔軟宮は状況に合わせて形を変えるしなやかさのことです。
遠くを目指しながら、見方はいくらでも切りかえられる。それが射手座の探求心です。

21度からは、射手座の仕上げの段階。
ここまで広げてきた経験を、じっくり見きわめていく時期に入ります。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

夏休みの農場の裏庭。
女の子が、お父さんの読書用めがねをこっそりかけてみました。
庭がぐにゃりとゆがんで、思わず笑ってしまいます。
おもしろがって、飼い犬の鼻にもめがねをのせてみる。
犬が首をかしげて見ている足もとを、女の子もかがんでのぞきこみました。
めがねごしに大きく見えたクローバーの中に、四つ葉が一本、まじっていました。

ふざけて借りためがねが、いちばん近くの宝物を見せてくれた。
この度数の人は、見方を変える遊びの中から、本物のチャンスを拾えるんです。

人の目を借りられる素直さ

この度数の人は、人の視点を借りるのが上手です。
自分の見方にこだわらず、「あの人ならどう見る?」と考えられる。

だから、ひとりでは出せない答えにたどり着けるんです。
相談を受けたときも、相手の目線にすっと立てます。

めがねがゆがんでいると、世界もゆがんで見えます。
「どうせうまくいかない」という見方に気づいたら、一度そのめがねを外してみる。
それだけで、景色はがらりと変わります。

試してみる遊び心

この度数の人は、考えるだけで終わらせません。
小さく試して、自分の目でたしかめる。
その遊び心が、分析をぐんと確かなものにしていきます。

むずかしい顔で考えこむより、笑いながら試したほうが、いいアイデアが出る。
君のユーモアは、まわりの頭もやわらかくしてくれるんです。

ちょっとだけクセ

人のめがねやサングラスを見ると、つい「ちょっと貸して」と言ってしまう。
お店のレビューは、星1つと星5つを両方読まないと気がすまない。
どっちから見てもたしかめたい、筋金入りの観察好きです。

借りためがねで、並んで地面をのぞきこむ子どもと犬。
その足もとに、君のチャンスが光っています。

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