場面
Men cutting through ice
男の人たちが、張った氷を切り出している(冷蔵庫のない時代の氷づくり)。
どんな壁も切り開いて必要なものを手にする、たくましい突破者
キーワード
「調達(PROCUREMENT):どんな状況からも、君は必要なものを手に入れられる」
「たくましさ」「突破力」「実行力」「生活力」「準備力」「チャンスを生かす力」
目指す方向性
- どんな状況でも、使えるものを見つけること。
- 大変なときこそ、先を見て準備をすること。
- 目の前の壁を、手を動かして切り開くこと。
- 必要なものと、いらない苦労を見分けること。
- 手に入れたものを、まわりの人とも分け合うこと。
シンボルを読む
どんな状況からも必要なものを手に入れる
20度のキーワードは「調達」。
この度数の人は、とてもたくましい人です。
何もないように見える場所からも、必要なものを見つけて手に入れられる。
その生活力と実行力は、まわりの誰よりも頼りになります。
射手座は、火のサインの柔軟宮。
火は寒さの中でも燃える熱、柔軟宮はどんな状況にも合わせて動ける対応力のことです。
20度は、射手座の真ん中の締めくくり。
遠くへ出かけて集めた知恵が、ここで「生きる力」として実を結びます。
たとえば、こんな話があります。
荒れ地の一軒家に、若い夫婦が越してきました。
庭の土は石だらけで、「ここじゃ何も育たないよ」と近所の人は首をふります。
二人は、まず石を掘り出すところから始めました。
掘り出した石は捨てずに、畑のまわりに低い囲いとして積んでいきます。
囲いは風をさえぎり、昼の日ざしで温まって、夜の畑を冷えから守りました。
夏の終わり、囲いの内側には、豆とかぼちゃがごろごろ実っていました。
じゃまだった石が、畑を守る壁になった。
この度数の人は、目の前にあるものを材料にして、必要なものを手に入れられるんです。
壁を、手を動かして切り開く
この度数の人は、壁の前で立ちつくしません。
まず手を動かす。
削って、割って、少しずつ道をつくっていきます。
張った氷も、切り出せば夏の宝物になる。
困った状況さえ使える材料に変えてしまうのが、君の突破力です。
しなくていい苦労は、置いていく
たくましい人ほど、なんでも自分で抱えこみがちです。
先が見えないまま荷物を増やしていると感じたら、いったん立ち止まって、本当に必要なものだけ選んでみる。
力の入れどころを選べる人が、いちばん遠くまで進めます。
射手座の真ん中を歩いてきた旅は、ここでひと区切り。
ここで身につけたたくましさは、次の場所でも君を助けてくれます。
ちょっとだけクセ
冷蔵庫の残りものだけで、なぜかちゃんとした夕ごはんができあがる。
非常用の備えは、家族の中でいちばんそろっている。
どこにいても暮らしを回せる、君らしいたくましさです。
凍った水面から、四角い氷を次々と切り出していく男の人たち。
白い息の向こうに、夏まで使う氷が積み上がっていきます。