射手座19度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

Pelicans moving their habitat

ペリカンたちが、すみかを移していく。

新しい場所へ真っ先に飛び出す、自由なパイオニア

キーワード

「開拓(FRONTIER):新しい場所へ動くことで、君はいつも最前線にいられる」

「フロンティア精神」「独創性」「先駆け」「自由」「環境を変える力」「旅立ち」

目指す方向性

  • 居心地が合わなくなったら、場所を変える勇気を持つこと。
  • 誰もやっていないことに、先に手をあげること。
  • 自分の発想を信じて、新しいやり方を試すこと。
  • 動くときは、仲間といっしょに進むこと。
  • 自由でいることを、自分の大事な価値にすること。

シンボルを読む

新しい場所へ動く勇気

19度のキーワードは「開拓」。
この度数の人は、新しい場所へ真っ先に動ける人です。
今いる場所が合わなくなったら、思いきって移る。
その決断の早さが、君をいつも最前線に立たせます。

射手座は、火のサインの柔軟宮。
そして射手座は、遠くへの旅や、まだ見ぬ世界へのあこがれを受けもつ星座です。
火の勢いと、柔軟宮の身軽さ。
その両方がそろっているから、住む場所も、働き方も、自分の手で変えていけるんです。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

大きな都会の小さなアパート。
イラストレーターの女性は、窓の外の灰色のビルを見ながら、ずっと考えていました。
「ここにいても、描きたいものが見つからない」
ある春、彼女は古いキャンピングカーを買って、荷物を積みこみました。
行き先は、知り合いがひとりもいない北の町。
一年後、彼女の描く森と川の絵は、その町の新しい名物になっていました。

居場所は、自分で選べる。
この度数の人は、環境を変えることで、自分の才能を新しく咲かせられるんです。

誰も通っていない道を行く独創性

この度数の人は、人のあとを歩くより、自分で道を探したい人です。
みんなが右へ行くなら、左の道が気になる。
その独創性が、新しいやり方や新しい場所を切り開いていきます。

新しい道具、新しい働き方、まだ誰も住んでいない町。
君は「まだないもの」に、わくわくしながら最初の足あとをつけられる人です。
その身軽な一歩が、あとから来る人の当たり前になっていきます。

「落ち着きがないね」と言われても、それでいいんです。
君が動くたびに、あとに続く人の道ができていくから。

群れで飛ぶ強さ

ペリカンは、群れで飛んでいきます。
先頭を行く一羽も、仲間の羽ばたきに支えられているんです。

意地を張って、ひとりで突き進みたくなる日もあるでしょう。
そんなときは、うしろをふり返って、ついてきてくれる人に声をかけてみる。
仲間と足並みをそろえたとき、君の開拓は、もっと遠くまで届きます。

ちょっとだけクセ

家具の配置を、季節ごとに変えずにはいられない。
引っ越しの段ボールを、なぜかたたんで取っておいてある。
心の中に、いつも次の行き先がある人なんです。

大きな翼を広げて、新しいすみかへ渡っていくペリカンたち。
その群れの先頭に、君の姿が見えます。

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