場面
A sightseeing bus
名所をめぐる、観光バス。
誰とでも身軽に関わり、こじれた場を整え直す、軽やかな調整役
キーワード
「気さく(FRIENDLINESS):誰とでも身軽に関わって、こじれた場をすっと整え直せる」
「人当たり」「フットワーク」「好奇心」「立て直し」「チャンスを生かす」「ほどよい距離感」
目指す方向性
- 初めての場所や人のところへ、身軽に出かけていくこと。
- こじれた話し合いでは、私情をいったん置いて全体を見わたすこと。
- 案内、接客、コーディネートなど、人と人をつなぐ仕事を選ぶこと。
- 目の前に来たチャンスを、その場でつかむこと。
- 広い付き合いの中から、深く付き合いたい人を自分で選ぶこと。
シンボルを読む
誰とでも身軽に関われる人当たり
1度のキーワードは「気さく」。
この度数の人は、初めて会う人とも、すっと打ちとけられる人当たりのよさを持っています。
身がまえずに話しかけられるから、まわりの空気が自然とやわらぐんです。
蠍座は、水のサインの固定宮(不動宮とも呼ばれます)。
水は気持ちや人とのつながり、固定宮はひとつのことを深く保ち続ける力のことです。
深さと集中、そして生まれ変わりがテーマの星座です。
そして1度は、蠍座に30ある度数の最初。
天秤座で広げた人とのご縁が、ここから深い関わりへ入っていく入口なんです。
だからこの度数では、深く潜る前に、まず軽やかに人の輪へ乗りこんでいきます。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
石造りの古い町をめぐる、観光バス。
後ろの席で、二人の客が窓ぎわの席をめぐって言い合いを始めました。
車内の空気が、どんどん重くなっていく。
そのとき、ガイドの女性がマイクを持って、にっこり笑いました。
「この先の橋は、右側がいちばんきれいに見えるんです。お二人とも、順番にどうぞ」
二人は顔を見合わせて、思わず吹きだしました。
次の停留所に着くころには、バスの中は笑い声でいっぱいでした。
あのガイドのように、重くなりかけた空気を、明るい一言で切り替えられる。
この度数の人は、こじれた場を、軽やかに整え直すことができるんです。
その場のチャンスを生かすフットワーク
この度数の人は、フットワークの軽い人です。
「行ってみよう」「やってみよう」が、考えるより先に口から出てきます。
観光バスは、いろんな名所を少しずつめぐる乗りもの。
この度数の人も、ひとつの場所にしばられず、いろんな世界をのぞいてみたい好奇心を持っています。
旅先の出会いも、たまたま聞いた話も、君にとってはチャンスの入口。
来たものをその場で生かせるのが、君の才能です。
「落ち着きがないね」と言われても、それでいいんです。
君が動いたぶんだけ、会える人も、見える景色も増えていきます。
ほどよい距離感で場を立て直す力
この度数の人は、私情をいったん横に置いて、全体を見わたせます。
だから、もめごとの真ん中にいても、あわてずに立て直せるんです。
水のサインの蠍座は、本来、気持ちの奥へ深く入っていく星座。
でも入口の1度では、深く入りすぎない距離感が、むしろ強みになります。
近すぎず、遠すぎず。
そのほどよさが、誰にとっても話しやすい安心感になるんです。
ときには、深い話になりそうになると、つい冗談でかわしたくなる日もあるかもしれません。
そんな時は、「この人となら、もう一歩近づいてもいいかな」と心に聞いてみてください。
軽やかさと深さの両方を使えたとき、君の人当たりは、もっと大きな力になります。
ちょっとだけクセ
旅行先では、地図を見るより先に、地元の人に道を聞いている。
飲み会では、気づけば全部のテーブルに一回ずつ顔を出している。
どこにいても、人の輪の中が君のホームグラウンドです。
名所をめぐる観光バスが、次の停留所へ走っていく。
蠍座の深い旅は、この気さくな一台から始まります。