場面
A broken bottle and spilled perfume
割れたびんから、香水がこぼれて広がっている。
言葉にしなくても魅力がしみわたる、余韻を残すアーティスト
キーワード
「浸透(PERMEATION):君の本質は、静かにまわりへしみわたっていく」
「影響力」「残り香」「本質」「創作の粘り」「にじみ出る魅力」「ひろがる力」
目指す方向性
- 自分がいちばん大事にしている価値観を、はっきりさせておくこと。
- 作品や仕事を、納得できるまで粘り強く作り続けること。
- 香り、音、文章など、人の記憶に残るものを仕事にすること。
- 力をあちこちに散らさず、注ぐ場所を選ぶこと。
- 飾るより、ありのままの自分で人前に出ること。
シンボルを読む
静かにしみわたる影響力
2度のキーワードは「浸透」。
この度数の人は、声を張らなくても、まわりにじわじわと影響をしみこませていける力を持っています。
会ったあとに、なぜか思い出してしまう。
そんな残り香のような魅力があるんです。
蠍座は、水のサインの固定宮。
水はしみこんでいく性質、固定宮は一度しみたものが長く残る力のことです。
1度で軽やかに人と出会った人が、2度では、自分の中身を相手に届けはじめます。
つまりは、見た目より本質で人とつながっていく度数なんです。
この場面から、こんな物語を描いてみます。
路地裏の香水工房。
調香師の女性が、何か月もかけて仕上げた一本を、棚に置こうとしたときでした。
手がすべって、びんが床で割れてしまったのです。
しばらく、声も出ませんでした。
でも、窓から流れ出た香りに、通りの人たちが足を止めはじめます。
「この香り、どこのお店?」
その日から、工房のドアは何度も開くようになりました。
びんが割れても、香りは消えずに、外へ外へと広がっていった。
この度数の人の本質も、同じように、ちゃんとまわりに届いていくんです。
にじみ出る本質
この度数の人は、自分の本質にまっすぐな人です。
流行に合わせて自分を作りかえるより、もともと持っているものを大事にします。
香水は、びんの形より、中の香りがいのち。
この度数の人も、肩書きや見た目より、中身で覚えられる人です。
だから、ありのままの君でいるほど、魅力が深くにじみ出てくるんです。
飾らない自分でいたい。それが君の自然な気持ちです。
その素直さが、人の心の奥までしみこんでいきます。
一度会っただけの人に「あなたのこと、ずっと覚えてた」と言われるのは、そのためです。
作り続ける創作の粘り
この度数の人には、創ることを、あきらめずに続けていく粘り強さがあります。
一度でうまくいかなくても、また調合し直せばいい。
固定宮の粘りと、水の星座の感受性がそろっているから、時間をかけるほど、作品に深みが出てくるんです。
クリエイティブな力は、使うほど、君らしい香りを増していきます。
もしも、あれもこれもと手を広げて、力が散らばってしまう時期があったら。
香水のびんを思い出してみてください。
大事な香りは、ぎゅっと閉じこめておくから、あけたときに遠くまで広がるんです。
ちょっとだけクセ
好きな香りのハンドクリームは、同じものを何年もリピートしている。
会ったこともない作家の本を読んで、その人を親友のように感じてしまう。
目に見えないものを深く受け取れるのは、君ならではの感度です。
割れたびんから、あたりいっぱいに広がっていく香り。
閉じこめきれない本質は、そうやって、まわりにしみていきます。