場面
The moon shining across a lake
湖の上を、月の光がわたっていく。
目に見えない流れを感じとり、人生を静かに乗りこなす感性の名手
キーワード
「交感(RAPPORT):自然や人生の流れと、君は深いところで通じ合える」
「静けさ」「感受性」「一体感」「自然体」「流れを読む力」「神秘」
目指す方向性
- 大事なことを決める前に、静かにひとりになる時間をとること。
- 季節や体のリズムに合わせて、暮らしのペースを変えること。
- 自然の中に出かけて、心をととのえる習慣を持つこと。
- 音楽、アート、癒しなど、感性を生かす仕事を育てること。
- 感じたことを、ノートや言葉に書き出して形に残すこと。
シンボルを読む
流れと通じ合う感受性
8度のキーワードは「交感」。
この度数の人は、自然や人生の流れと、深いところで通じ合える感受性を持っています。
理屈で考える前に、「今は動くとき」「今は待つとき」が、なんとなくわかるんです。
蠍座は、水のサインの固定宮。
水は感じとる力、固定宮は感じたことを深く受けとめて、心に長くとどめておく力のことです。
7度で深く潜った人が、8度では、水面にもどって静かに全体を感じとります。
深さと静けさがとけ合う度数なんです。
この場面は、こんな物語にもなりそうです。
山あいの湖。
仕事を変えるかどうか、何か月も迷っていた女性が、夜の桟橋に腰をおろしました。
風がやむと、月の光が、水の上にまっすぐな道をつくります。
彼女は答えを出そうとするのをやめて、ただその光をながめていました。
波の音だけが、ゆっくり時間をきざんでいく。
部屋にもどって眠った次の朝、彼女の心は、もう決まっていました。
答えは、あせって探すより、静かにしているときにやってくる。
この度数の人は、目立たなくても、人生の波を見事に乗りこなしていけるんです。
自然体でいられる静けさ
この度数の人は、静けさの中で力を発揮します。
流れに逆らって進むより、流れに乗るほうが遠くまで行けることを、体で知っているんです。
それは、何もしないということとはちがいます。
流れを読んで、ここぞというときに、すっと動く。
その身のこなしが、まわりには自然体に見えるんです。
水の星座の中でも、この度数の人は、とくに気配に敏感です。
部屋に入った瞬間に、その場の空気を感じとれるんですよね。
人と通じ合う一体感
この度数の人と一緒にいると、言葉が少なくても通じ合える気がします。
それは、君が相手のリズムに、自然と合わせられるからです。
湖に映る月は、湖と空をひとつにつなげています。
この度数の人も、人と人、人と自然をつなぐ、静かな架け橋になれるんです。
空想にひたる時間が長くなって、毎日の用事が後回しになることもあるでしょう。
感じたことは、一行だけでもノートに書いておく。
形に残すと、君の感性は、誰かに届く作品や言葉に育っていきます。
神秘的なものにひかれる心は、この度数の人が持って生まれた宝物です。
ちょっとだけクセ
満月の夜は、なぜかそわそわして、窓の外をのぞいてしまう。
雨の音を聞きながらだと、仕事も読書もはかどる。
自然のリズムといつもどこかでつながっているのが、君らしさです。
静かな湖の上を、月の光がゆっくりわたっていく。
その光の道は、いつも君の足もとまで届いています。