場面
A large white cross upraised
大きな白い十字架が、高くかかげられている。
損得ぬきで大きな役目を引き受ける、使命感あふれるヒーロー
キーワード
「崇高(GLORIFICATION):大きな目的のために、君は心から身をささげられる」
「献身」「使命感」「無私」「志」「信じる力」「大きな役目」
目指す方向性
- 自分の力を、誰かの役に立つ場所で思いきり使うこと。
- 医療、教育、福祉など、人を支える仕事に誇りを持つこと。
- 引き受ける役目は、中身をよく確かめてから選ぶこと。
- 大きな目標を、毎日の作業に分けて進めること。
- 尽くしたあとは、自分の体と心もねぎらうこと。
シンボルを読む
大きな目的に身をささげる力
2度のキーワードは「崇高」。
この度数の人は、自分より大きな目的のために、心から力を尽くせる人です。
損得を計算する前に、「これは誰かのためになるか」を考えているんです。
乙女座は、地のサインの柔軟宮。
地は現実に役立つ形、柔軟宮は人や場面に合わせて動けるしなやかさのことです。
乙女座には、昔から「奉仕」の星座という顔があります。
2度では、その奉仕の心が、自分より大きな目的に向かって高くかかげられます。
こんな物語を思い浮かべてみてください。
丘の上の小さな町。
冬の嵐で、町の古い診療所の屋根がこわれてしまいました。
誰もが「だれかがなんとかするだろう」と思っていたとき、パン屋の娘が紙とペンを持って、一軒ずつ家をまわりはじめます。
「材木を出せる人、手を貸せる人、スープを作れる人」
紙に名前が埋まっていき、春には新しい屋根がかかりました。
屋根の上には、白い旗が高くかかげられていました。
パン屋の娘がそうだったように、この度数の人は、大きな目的を、みんなで動ける形に変えることができるんです。
使命感を行動に変える力
この度数の人は、強い使命感の持ち主です。
「自分がやらなきゃ」と思った瞬間、もう手が動いている。
地のサインの使命感は、言葉だけで終わりません。
予定を組み、道具をそろえ、人の役割を決める。
乙女座の分析の力が、志をきちんと現実に落としこんでいくんです。
困っている人を見ると、手を貸さずにはいられない。
その気持ちが、この度数の人の原動力です。
ときには、看板は立派でも中身の少ない話に、夢中になってしまうこともあります。
そんなときは、「これで、誰がどう助かる?」と一度だけ自分に聞いてみてください。
その問いに答えられる役目こそ、君が全力を注ぐ価値のある場所です。
無私の心が集める信頼
この度数の人は、自分の名前を残すことより、結果がみんなに届くことを喜びます。
その無私の姿勢が、まわりの信頼を集めていくんです。
高くかかげられた十字架は、遠くからでも見える目印。
この度数の人の志も、まわりの人にとっての目印になります。
「あの人ががんばっているなら、私も」
そう思って動きだす人が、君のまわりにはきっと出てきます。
大きな役目を引き受けられるのは、心の器が大きい証拠です。
ちょっとだけクセ
頼まれてもいないのに、気づけば町内会や学校の係を引き受けている。
「手伝おうか」が口ぐせで、自分の用事がいつもあとまわしになりがち。
人の役に立てた日は、それだけでぐっすり眠れる。
空に高くかかげられた、大きな白い十字架。
遠くからでも、それはちゃんと見えている。