乙女座3度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

Two angels bringing protection

二人の天使が、守りを運んでくる。

ゆるがない安心感を味方に、夢を着実に形にするドリームメイカー

キーワード

「安心(SECURITY):守られているという確信が、君を夢の実現へ進ませる」

「確信」「守り」「加護」「夢の実現」「心の支え」「落ち着き」

目指す方向性

  • 「自分は守られている」と思える習慣を、毎日の中につくること。
  • 夢は、期限と手順を決めて書き出すこと。
  • 支えてくれる人や場所を、大事に育てること。
  • 人に安心を届ける仕事や役割を、自分の強みにすること。
  • 背伸びせず、今の自分のまま夢に向かうこと。

シンボルを読む

守られている確信が生む力

3度のキーワードは「安心」。
この度数の人は、「自分は守られている」という確信を、心の奥に持っています。
その安心感があるから、大きな夢にもおびえずに向かっていけるんです。

乙女座は、地のサインの柔軟宮。
地は足もとの安定、柔軟宮は変化の中でも自分を立て直せる力のことです。
2度で大きな役目に身をささげた人が、3度では、自分を支えてくれるものに気づきます。
まわりにある支えに、あらためて目が向く度数なんです。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

山あいの小さな村。
ひとりの青年が、街でお店を開く夢を抱いて、旅立とうとしていました。
出発の朝、戸口に二つの包みが置いてありました。
おばあさんが編んだ、厚い手袋。
幼なじみが書いた、短い手紙。
「困ったら、この店の主人をたずねて。力になってくれるから」
青年は包みを胸に抱えて、坂道をくだっていきました。
何年かたって、小さな街角に、いつも明るい灯りのともる店ができていました。

目に見える天使はいなくても、支えてくれる人はちゃんといる。
この度数の人は、その守りを力に変えて、夢を実らせることができるんです。

夢を着実に実らせる力

この度数の人は、夢を夢のままで終わらせません。
地のサインらしく、一歩ずつ、手にとれる形にしていく人です。

乙女座の強みは、段取りと見直し。
計画を立て、やってみて、うまくいかないところを整え直す。
それをくり返すうちに、夢はいつのまにか現実になっているんです。

心の支えがあるから、失敗しても立ち直りが早い。
「また明日やり直せばいい」と思える強さが、この度数の人にはあります。

人に認めてほしくて、つい自分を大きく見せたくなる場面もあるでしょう。
でも、君の本当の強さは、背伸びしていない素顔のほうにあります。
背伸びをやめると、そばにある支えも見えやすくなるんです。

人に安心を手渡す力

この度数の人は、守られる側であると同時に、人を守る側にもなれます。
君がそばにいるだけで、相手の肩の力が抜けていく。
その落ち着きが、まわりにとっての心の支えなんです。

場面の天使は、ひとりではなく二人で守りを運んできます。
支え合う関係の中でこそ、この度数の人の力は大きく育っていきます。

自分が受けとった安心を、今度は誰かに手渡していく。
その流れの中で、君の夢も、まわりの夢も実っていきます。

ちょっとだけクセ

気に入ったお守りを、何年たってもかばんに入れている。
人前では「任せて」と胸を張って、帰ってからこっそり調べものをしている。
その見えないがんばりも、天使たちはちゃんと見ています。

両手いっぱいに守りを抱えて、二人の天使がやってくる。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋