乙女座24度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

Mary and her white lamb

メアリーと白い子ひつじ(英語の童謡「メリーさんのひつじ」)。

素朴なやさしさで誰とでも心を通わせる、愛され上手な癒やしの人

キーワード

「素朴(ARTLESSNESS):飾らない心のまま、君はどんな出会いも実りある関係にできる」

「無邪気」「やさしさ」「なつかれる力」「純真」「あたたかさ」「ご縁」

目指す方向性

  • 計算より、素直な気持ちで人と向き合うこと。
  • 出会った人とのご縁を、ていねいに育てること。
  • 自分の「好き」を、飾らずに表に出すこと。
  • 人や動物が安心して近づける、やわらかい空気をつくること。
  • のんびりした時間の中でも、関係を実らせる工夫をすること。

シンボルを読む

飾らない心でなつかれる力

24度のキーワードは「素朴」。
この度数の人は、飾らない心のままで、人から自然になつかれる人です。
初めて会った人にも、なぜか「話しやすい」と思われるんです。

乙女座は、地のサインの柔軟宮。
地は身近なものを大切にする力、柔軟宮は相手に合わせてやわらかく変われる力のことです。
つまりは、目の前の相手に、そのまま心を寄せられるんですよね。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

丘のふもとの小さな村。
メアリーという女の子が学校へ向かうと、白い子ひつじがあとからとことこついてきました。
先生は困った顔をしましたが、子どもたちは大喜び。
その日から、教室の空気がふしぎとやわらかくなりました。
けんかをしていた二人も、子ひつじをなでるうちに、いつのまにか笑い合っていました。

メアリーは、何か特別なことをしたわけではありません。
ただ毎日、子ひつじをかわいがっていただけ。
この度数の人のやさしさも、そうやって、まわりの関係まで変えていくんです。

ご縁を実らせる力

この度数の人は、出会いを大事にできる人です。
一度会った人のことを、ちゃんと覚えている。
小さな約束も、忘れずに守る。

その積み重ねが、ご縁を実りある関係に変えていきます。
仕事でも暮らしでも、君のまわりには「またこの人と」と思う人が集まってきます。

無邪気さという才能

大人になると、人はつい計算をしてしまいます。
この度数の人は、損得より先に「好き」や「うれしい」が出てくる人です。

「のんきだね」と言われても、それでいいんです。
その無邪気さに、ほっとしている人がたくさんいます。

ただ、のんびりが続くと、せっかくのご縁が育つ前に時間がたってしまうこともあります。
会いたい人を思い出したら、その日のうちに一通だけ連絡してみて。
乙女座らしい小さな工夫で、関係はぐんと実っていきます。

ちょっとだけクセ

散歩中の犬に、なぜかよくしっぽを振られる。
道を聞かれる回数が、友だちの中でいちばん多い。
君のまとう空気が、「この人なら大丈夫」と伝えているんです。

白い子ひつじを連れて、学校への道を歩くメアリー。
そのうしろには、いつのまにか笑顔の列ができていく。

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