乙女座8度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

First dancing instruction

はじめてのダンスの手ほどき。

素直に学んでぐんぐん伸びる、人と息を合わせる名パートナー

キーワード

「協力(ASSISTANCE):教わり、助け合うことで、君の腕はぐんぐん伸びる」

「学ぶ力」「素直さ」「チームワーク」「上達」「息を合わせる」「手ほどき」

目指す方向性

  • 新しいことは、上手な人に素直に教わるところから始めること。
  • できないことは、できないと言って助けを借りること。
  • 教わったことは、次の人に教えられるまで身につけること。
  • 人と息を合わせる仕事で、自分の腕を磨くこと。
  • 上達の記録をつけて、伸びた自分をほめること。

シンボルを読む

教わって伸びる素直さ

8度のキーワードは「協力」。
この度数の人は、教わること、助け合うことで、ぐんぐん腕を伸ばしていける人です。
はじめてのことでも、素直に「教えてください」と言えるんです。

乙女座は、地のサインの柔軟宮。
地は体で覚える実際の技術、柔軟宮は人に合わせて自分を調整できる力のことです。
8度は、体に確かな型を入れていく度数なんです。

この場面から、こんな物語が浮かびます。

港町のダンス教室。
結婚式を二か月後にひかえた青年が、はじめてドアをたたきました。
足はもつれ、先生のつま先を何度も踏んでしまいます。
それでも彼は、毎週かかさず通いました。
先生の「いち、に、さん」に合わせて、少しずつ体が動くようになっていく。
結婚式の夜、彼は花嫁の手をとって、広間の真ん中で軽やかにくるりと回りました。

最初はつま先を踏んでばかりだった青年のように、この度数の人は、教わりながら着実に上達していけるんです。

人と息を合わせる力

この度数の人は、人と息を合わせるのが上手です。
相手の動きをよく見て、半歩先を読んで、自然にそろえていける。

乙女座は、観察の星座。
相手のくせや、場のリズムを細かく感じとれる。
だから、チームの中で動くと、この度数の人の力はいちばん生きるんです。

ひとりで背負うより、みんなで仕上げたい。
その気持ちが、チームワークの強さになっていきます。

「まあ、苦手だからいいや」と笑ってすませたくなったら、それは教わりどきの合図。
上手な人に「どうやってるの?」と聞いてみるだけで、止まっていた上達がまた動きだします。
君はもう、何度も「できない」を「できた」に変えてきた人です。

手ほどきが育てる腕

この度数の人は、教わった分だけ、今度は人に教えられるようになります。
手ほどきを受けた人が、次の誰かに手ほどきをしていく。
その流れの中で、この度数の人の腕はさらに磨かれていくんです。

上達は、ひとりのがんばりだけでできるものではありません。
先生、仲間、相手役。
いろんな人の助けを借りることを、はずかしがらなくていいんです。

素直さは、どんな才能よりも伸びしろを広げてくれるんですよね。

ちょっとだけクセ

新しい趣味を始めると、まず入門書と動画を山ほど集めてしまう。
上手な人を見つけると、つい話しかけてコツを聞きだしている。
教わる時間が楽しくてしかたない、根っからの学び上手です。

はじめてのダンスの手ほどき、「いち、に、さん」の一歩目。
さて、君がいま教わっているのは、どんなステップですか?

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋