山羊座11度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A large group of pheasants

たくさんのキジが、群れをなしている。

人の中で磨かれて輝きを増していく、伸びしろ無限の華

キーワード

「無限(ILLIMITABILITY):自分を磨き続ける君の伸びしろに、限りはない」

「伸びしろ」「華やかさ」「自分磨き」「社交性」「気品」「上昇志向」

目指す方向性

  • 自分を磨くことを、毎日の楽しみにすること。
  • 人と交わる場で、自分の魅力を堂々と出すこと。
  • 目標をかなえたら、まずその景色を楽しんでから、次に行きたい場所を探すこと。
  • 上を目指す仲間と、刺激を分け合うこと。
  • 「まだ伸びる」と、自分の可能性を信じ続けること。

シンボルを読む

磨くほど伸びていく力

11度のキーワードは「無限」。
この度数の人の伸びしろには、天井がありません。
磨けば磨くほど、次の自分が見えてくる人です。

山羊座は、地のサインの活動宮。
地は、思いを目に見える形にする力。活動宮は、自分から一歩目を踏み出す力のことです。
守護星の土星は、時間をかけて積み上げることをつかさどる星。
だからこの度数の人の成長は、一度で終わらず、何年もかけて階段のように続いていきます。
11度は、山羊座のまん中への入り口です。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

街の小さなダンススタジオ。
毎朝いちばんに来て、楽しそうに鏡の前でストレッチをする女の人がいます。
発表会で主役に選ばれた日の翌朝も、彼女はいつもの時間にやってきました。
「主役になれたのに、まだ練習するの?」と聞かれて、彼女は笑います。
「主役になったら、見える景色が変わったの。次に行きたい場所ができたんだ」

主役をゴールにしなかった彼女のように、この度数の人は、ひとつの到達点を次のスタートに変えられるんです。

人の中でこそ輝く気品

キジは、群れで暮らす鳥。
そして、羽のとても美しい鳥でもあります。

この度数の人も、人の中に入ったときに、いちばん魅力が出ます。
集まりの場で、姿勢や言葉づかいに、自然と品がにじむ。
自分を磨くことと、人と交わることが、ひとつにつながっているんです。

きれいでいたい、かっこよくいたい。
その気持ちは、見栄ではなく向上心です。

「まわりと同じ」で止まらない

この度数の人は、昨日の自分と比べて伸びていける人です。
まわりと比べて安心するより、自分の変化を楽しめる。

「このくらいでいいか」と思う日は、ひと休みしていい日。
休んでいるうちに、また「次はこれをやってみたい」がわいてきます。
その気持ちが出てきたら、それが君の次の扉です。

ちょっとだけクセ

ショーウインドウに映った自分の姿勢を、つい直してしまう。
「もう十分きれいだよ」と言われても、鏡の前でもう一度髪を整える。
その「もう少し」が、君を毎年あたらしくしていきます。

群れの中で、一羽ずつちがう光り方をするキジの羽。
君の羽は、今どんな色に光っていますか?

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋