場面
A hidden choir singing
姿の見えない合唱隊が、歌っている。
目に見えないところで人の心を結び合わせる、静かな結び手
キーワード
「祈り(WORSHIP):同じ思いで声を合わせると、君はみんなをひとつにできる」
「縁の下の力持ち」「共通の願い」「つながり」「奉仕」「敬虔さ」「目に見えない力」
目指す方向性
- みんなに共通する願いを見つけて、言葉にすること。
- 表に立たなくても、全体を支える役を誇りにすること。
- 同じ思いの人と、声を合わせて大きなことをすること。
- 人のためになることに、心をこめて力を使うこと。
- 見えない力を信じて、ていねいに続けること。
シンボルを読む
見えないところで心を結ぶ力
20度のキーワードは「祈り」。
この度数の人は、みんなに共通する思いを見つけて、人の心をひとつにできる人です。
表に立たなくても、その力は届きます。
山羊座は、地のサインの活動宮。
地のサインは、しっかりした形を築く星座。
その形の中で、20度の人は、人と人をつなぐ見えない柱になります。
20度は、山羊座のまん中の締めくくり。
ここまで積み上げてきた力が、自分のためから、みんなのためへと向きを変える場所です。
ある冬の夜の話です。
石畳の広場に、イルミネーションが灯っています。
どこからか、合唱の声が聞こえてきました。
でも、歌っている人たちの姿は、どこにも見えません。
あとでわかったのは、広場に面した建物の二階で、町の人たちが窓を少しだけあけて歌っていたこと。
急ぎ足の人も、犬を連れた人も、足を止めて同じ歌を口ずさみはじめました。
気づけば広場じゅうが、同じ歌声に包まれていました。
この度数の人は、姿を見せなくても、人の心を同じ方向に向けられるんです。
縁の下の力持ち
この度数の人は、裏方の仕事を大事にします。
準備、調整、みんなが気持ちよく動ける空気づくり。
人に気づかれなくても、手を抜きません。
ばらばらだった人の気持ちを、同じ目標に向けてそろえるのも得意です。
みんなが言葉にできずにいた願いを、ひとことで言い当てられる。
それが、この度数の人の結ぶ力です。
目立つ役より、全体がうまくいくほうがうれしい。
それが君の自然な気持ちです。
その姿勢が、長い時間をかけて、深い信頼になっていきます。
一歩引いても、心は近くに
この度数の人は、少し離れた場所からでも、全体を見わたせる人です。
その分、遠くから見ている時間が長くなることもあります。
気づけば、輪の外で眺めるだけになっていた。
そんなときは、歌声に一小節だけ声を重ねるつもりで、輪の中に入ってみる。
近くで声を合わせたとき、君のつなぐ力は、いちばん強く響きます。
ちょっとだけクセ
打ち上げの幹事をしているのに、写真にはほとんど写っていない。
人の誕生日は覚えているのに、自分の誕生日はうっかり忘れかける。
それだけ、みんなのことをいつも気にかけている人なんです。
姿の見えない合唱隊の、やわらかな歌声。
どこから聞こえるのかわからなくても、みんなの心には届いていますよ。