場面
A party entering a large canoe
大きなカヌーに、ひとつの集団が乗りこんでいく。
いざというときに全体を動かす、段取り上手の司令塔
キーワード
「采配(ORDERING):みんなの役割を整えて、君はいざというときに全体を動かせる」
「チームワーク」「段取り」「組織力」「協力」「まとめ役」「出発」
目指す方向性
- 大きな仕事の前に、誰が何をするかを紙に書き出すこと。
- 人の得意と苦手を、ふだんからよく見ておくこと。
- 急な変更が起きたときほど、落ち着いて役割を組み直すこと。
- 行事の運営やプロジェクト管理など、人を配置する仕事を選ぶこと。
- 自分がやるより、人に任せたほうがいいことを見きわめること。
シンボルを読む
役割を整えて全体を動かす采配
4度のキーワードは「采配」。
この度数の人は、みんなの役割を整えて、いざというときに全体を動かせる力を持っています。
バラバラだった人たちが、君のひと声で、ひとつのチームになるんです。
山羊座は、地のサインの活動宮。
地は現実を形にする力、活動宮は「さあ、始めよう」と号令をかける力のことです。
この度数では、その号令が、自分ひとりではなくチーム全体に向かいます。
カヌーは、全員が同じリズムでこがないと、まっすぐ進みません。
重い荷物をどこに積むか、誰が前に座るか。
乗りこむ前の段取りで、旅の半分は決まっているんです。
たとえば、こんな引っ越しの日の話です。
雪の朝の、古いアパート。
友だちの引っ越しを手伝いに、六人が集まりました。
でも、トラックは予定より一時間早く着いてしまい、みんなあわてています。
そこでひとりの女性が、部屋を見わたして言いました。
「力のある二人は大きな家具、あとの人は箱を。私は玄関で数を数えるね」
動きがそろうと、部屋はみるみる空になっていきました。
昼すぎには、全員で温かいスープを飲んでいました。
この度数の人は、急な場面でも、人と人の関係を整えて、力に変えられるんです。
人を見て配置する組織力
この度数の人は、人をよく見ています。
誰が何を得意で、誰と誰を組ませるとうまくいくか。
それを、ふだんの会話の中から自然とつかんでいるんです。
土星は、仕組みと秩序をつかさどる星。
その土星に守られた山羊座らしく、この度数の人の組織力は、思いつきでは動きません。
全体の形を見て、部品を順番に組み立てていく力です。
だから、君がまとめ役になると、誰も置いていかれない。
それぞれに出番がある場所が、自然とできあがっていくんです。
ときには、みんなの考えがばらばらで、うまくまとまらない日もあるかもしれません。
そんな日は、まず全員に「何がしたい?」と聞いてみてください。
答えがそろわなくても、聞いてもらえたと感じた人は、力を貸してくれます。
みんなで出発する力
この度数の人は、「さあ、行こう」と言える人です。
準備が整ったら、ためらわずに出発の合図を出せる。
山羊座は、高い頂上をめざす星座。
この度数は、ひとりで登るより、みんなで登ることを選びます。
協力することの強さを、よく知っているんです。
チームワークに必要なのは、役割がはっきりしていて、それぞれが安心して自分の持ち場にいられること。
その場をつくれるのが、この度数の人の才能です。
ちょっとだけクセ
エレベーターに乗ると、気づけば「開」ボタンの係になっている。
鍋を囲むと、具を入れる順番をつい仕切ってしまう。
それも、みんなに楽しく過ごしてほしいという君なりの気づかいです。
大きなカヌーに、ひとりずつ乗りこんでいく人たち。
全員がそろったところで、君の合図が水面に響きます。