場面
A dark archway and ten logs at the bottom
暗いアーチの門と、その足もとに置かれた十本の丸太。
持っている力を最後まで使いきる、粘り強い仕上げの名人
キーワード
「徹底(THOROUGHNESS):最後までやりぬく粘りで、君は持っている力を生かしきれる」
「やりぬく力」「粘り強さ」「準備」「完成」「奥深さ」「覚悟」
目指す方向性
- 始める前に、必要なものを全部そろえておくこと。
- 途中でやめたくなったら、ゴールまでの残りを数えてみること。
- 資格、研究、職人仕事など、深く掘るほど価値が出る道を選ぶこと。
- 自分の人生の目的を、ときどき書き出して確かめること。
- わからないことは、こわがる前に少しだけ調べてみること。
シンボルを読む
最後までやりぬく力
6度のキーワードは「徹底」。
この度数の人は、始めたことを最後までやりぬいて、持っている力を残さず生かしきれる人です。
途中でやめたことより、やりとげたことのほうが、ずっと多いはずです。
山羊座は、地のサインの活動宮。
地は目に見える結果、活動宮はそこへ向けて動きだす力のことです。
この度数では、その力が「深さ」に向かいます。
勢いよく広げるより、ひとつのことを掘り下げて仕上げていくんです。
場面には、暗いアーチの門と、その足もとの十本の丸太があります。
門の先は、まだ見えない。
でも丸太は、もうそろっている。
進むための準備を整えて、見えない先へ入っていく覚悟を表しているんです。
たとえば、こんな人がいます。
冬が近い、山の上の小さな山小屋。
管理人の男性は、雪が来る前に、薪を割って軒下に積んでいきます。
毎日、決まった数だけ。
雨の日も、手が痛い日も、数を減らしません。
仲間には「そんなにきっちりやらなくても」と笑われました。
その冬、吹雪で道が十日も閉ざされたとき、山小屋の暖炉だけは一度も消えませんでした。
逃げこんできた登山者たちは、積まれた薪を見て、言葉をなくしたそうです。
この度数の人の準備は、いざというときに、たくさんの人を助ける力になるんです。
奥深くまで読みとく力
この度数の人は、物事を表面だけで終わらせません。
「なぜこうなるのか」「自分は何のためにやるのか」を、奥深くまで考えます。
山羊座の星、土星は、時間をかけて本物を育てる星。
この度数の人がやりとげたものには、長く残る重みがあります。
急いで作ったものとは、手ざわりがちがうんです。
「しつこいね」と言われても、それでいいんです。
その粘り強さがなければ、仕上がらなかったものがたくさんあります。
見えない先へ進む覚悟
暗いアーチの先は、見えません。
この度数の人も、先の見えなさに足がすくむことがあるでしょう。
でも、君はもう、十本の丸太をそろえています。
これまで積み上げてきた経験が、手もとにある。
こわいと感じるのは、それだけ大事なところまで来たということです。
一歩入ってみると、門の向こうは、思っていたより明るいものです。
完成の喜びを知っている人は、次の門にも向かっていけます。
この度数の人の覚悟は、やりぬくたびに、静かに深くなっていくんです。
ちょっとだけクセ
説明書は、最初のページから最後まで読んでから組み立てる。
ゲームは、隠しアイテムを全部集めるまでやめられない。
中途半端では終われない、君のまっすぐさが出ています。
暗いアーチの門の前に並べられた、十本の丸太。
準備はもう、足もとにそろっています。