山羊座8度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

Birds in the house singing happily

家の中で、小鳥たちが楽しそうにさえずっている。

手持ちの才能を残さず生かし、幸せな居場所を築く暮らしの達人

キーワード

「確立(ESTABLISHMENT):持っているものを生かしきって、君は自分の居場所を築く」

「幸福感」「暮らし上手」「活用力」「才能を生かす」「居場所」「安心感」

目指す方向性

  • 今持っている道具や技を、書き出して見直すこと。
  • 小さな得意も、仕事や暮らしの中で使いきること。
  • 住まいや職場を、自分が心地よくいられる場所に整えること。
  • 住まいづくり、お店づくり、家計の工夫など、居場所を築く分野で力を育てること。
  • うまくいった日にも、次に生かせる工夫を探すこと。

シンボルを読む

今あるものを生かしきる力

8度のキーワードは「確立」。
この度数の人は、持っているものを残さず生かしきって、自分の居場所を築いていける人です。
特別なものがなくても、今あるもので幸せをつくれるんです。

山羊座は、地のサインの活動宮。
地は暮らしの土台、活動宮はそれを自分の手で整える力のことです。
山羊座の季節は冬のさなか。
外が寒いほど、家の中の温かさがよくわかります。
この度数は、その温かい内側を、自分の力でつくり上げる場所なんです。

場面の小鳥たちは、家の中で楽しそうにさえずっています。
外へ飛んでいかなくても、ここで満ち足りている。
自分の場所をしっかり築いた人の、明るい落ち着きがあるんです。

ある女性の話をしましょう。

郊外の、古い小さな一軒家。
転職したばかりの彼女は、お金に余裕がなく、家具もほとんどありませんでした。
それでも、もらってきた木箱を本棚にし、実家から持ってきた布でカーテンを縫う。
窓辺では、種から育てたハーブが揺れています。
遊びにきた友だちは、部屋に入るなり「ここ、落ち着く」と言って、なかなか帰りません。
いつのまにか彼女の家は、仲間が集まる場所になっていました。

この度数の人は、手の中のものを上手に使って、人がほっとできる居場所をつくれるんです。

どんな才能も役立てる活用力

この度数の人は、小さな才能も見のがしません。
料理が少しできる、文字がきれい、話を聞くのが好き。
そういう得意を、暮らしや仕事に役立てていけるんです。

「足りないもの」を数えるより、「あるもの」を組み合わせるのが得意。
あるものを積み上げて形にするのは、山羊座のいちばんの持ち味です。
だから、どんな場所に行っても、君は自分の居場所をつくっていけます。

満ち足りた安心感

この度数の人のまわりには、安心感があります。
君が機嫌よく暮らしていると、それだけでまわりの空気がやわらぐ。

ただ、居心地がよすぎると、「このままで十分」と、いつのまにか足を止めていることもあります。
満足できるのは、君の才能です。
そこからもう少しだけ、次に築きたいものを思いえがいてみると、居場所はさらに大きく育っていきます。

居場所は、見つけるものであり、つくるものでもある。
この度数の人は、それを自分の手で確かめてきた人です。

ちょっとだけクセ

空き瓶や紙袋を、「いつか使える」ととっておいてしまう。
ホテルに泊まると、まず自分の過ごしやすいように荷物を並べ直す。
どこでも自分の巣をつくれるのは、立派な才能ですよ。

家の中で、楽しそうにさえずる小鳥たち。
外へ飛んでいかなくても、ここで満ち足りています。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋