獅子座11度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

Children on a swing in a huge oak tree

大きなカシの木にかけたブランコで、子どもたちが遊んでいる。

毎日を思いきり楽しんで、まわりまで笑顔にする歓びの天才

キーワード

「歓喜(DELIGHT):楽しむ力が、君の毎日を輝かせる」

「無邪気」「遊び心」「安心感」「生命力」「おおらかさ」「ときめき」

目指す方向性

  • ふつうの一日の中に、楽しめることを見つけること。
  • 「楽しい」を、仕事や暮らしの真ん中に置くこと。
  • ときめいたものに、素直に手をのばすこと。
  • 失敗も笑い話にして、また次へ進むこと。
  • 楽しんでいる自分を、いちばんの才能として信じること。

シンボルを読む

毎日を楽しむ天才

11度のキーワードは「歓喜」。
この度数の人は、毎日を楽しむ天才です。
ふつうの一日を、ちょっとしたお祭りに変えてしまう力を持っています。

獅子座は、火のサインの固定宮。
火は明るさと生きる力、固定宮はその火を消さずに燃やし続ける強さのことです。
つまりは、「楽しい」と感じる気持ちを、ずっと持ち続けられるんですよね。
11度は、獅子座の真ん中への入り口。
ここまで自分を燃やしてきた熱が、「楽しむ力」に変わっていくんです。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

丘の上の農場。
夏休みの午後、大きなカシの木の枝に、古いロープのブランコがかかっています。
子どもたちが順番に乗って、足で空をけるたびに、笑い声が高く上がる。
畑から戻ってきた大人たちも、つい手を止めて、その声を聞いていました。

ブランコの笑い声に大人たちが手を止めたように、楽しんでいる姿だけで、場の空気がぱっと明るくなる。

この度数の人は、自分が楽しむことで、まわりまで笑顔にできるんです。

安心できる場所があるから、高く飛べる

ブランコは、大きな木にしっかりかかっているから、思いきりこげます。
この度数の人の大胆さも、同じ仕組み。
安心できる場所があるから、高く飛べるんです。

家族、仲間、自分の部屋、いつものカフェ。
帰れる場所を大事にしている人ほど、外では思いきり遊べます。

本当は、いつだってのびのび過ごしたいんです。
大人になっても、子どもみたいに笑っていいんです。
その無邪気さが、君の生命力そのものだから。

ときには、だらけたい自分に、もっともらしい理由をつけたくなる日もあるかもしれません。
でも大丈夫。
本当に楽しいことが見つかると、君の体は自然と動きだします。

楽しさを分けるおおらかさ

この度数の人は、気前がいい人です。
楽しいことを見つけたら、ひとりで持っていないで、すぐ人を呼びます。

「ねえ、これ見て!」
「いっしょにやろうよ!」
そのひと言で、人の輪がどんどん広がっていくんです。

ブランコは、背中を押してくれる人がいるほうが高く上がります。
押してもらったら、今度は押してあげる。
そうやって、楽しさがめぐっていくんですよね。

仕事でも暮らしでも、君がいる場所には笑い声が集まります。
それは、どんな肩書きよりも強い才能です。

ちょっとだけクセ

楽しそうな予定を見つけると、中身を聞く前に「行く!」と言っている。
だらだらしたい日は、「今日は心の休養日」とそれらしい名前をつけている。
楽しむことにかけては、いつも本気の人なんです。

大きな木の下で、今日もブランコをこいでいる君。
その笑い声が、まわりの人まで明るくしていますよ。

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