獅子座16度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

Sunshine just after a storm

嵐が過ぎたすぐあとの、日ざし。

何度でも晴れやかに立ち直り、役目をやりとげるしなやかな強さの持ち主

キーワード

「回復(RECOVERY):嵐のあとほど、君の光はまぶしくなる」

「立ち直り」「切り替え」「晴れやかさ」「責任感」「前向き」「安定」

目指す方向性

  • うまくいかない日のあとも、晴れやかに立ち直ること。
  • 乗りこえてきた経験を、人を助ける力にすること。
  • まわりが沈んでいるとき、明るい見通しを示すこと。
  • 立ち直る姿そのもので、人に希望を見せること。
  • 安定した毎日を、自分の手でつくっていくこと。

シンボルを読む

何度でも立ち直る力

16度のキーワードは「回復」。
この度数の人は、立ち直りの天才です。
大変なことがあっても、そのあと前よりもっと明るく立ち上がれます。

獅子座は、火のサインの固定宮。
火は消えにくい生命力、固定宮はどんなときも自分の芯を保ち続ける力のことです。
つまりは、雨に打たれても、心の火は消えないんですよね。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

麦畑の広がる村。
一晩じゅう吹き荒れた嵐が、朝になってやっと去りました。
倒れた柵、飛ばされた洗濯物、ぬかるんだ道。
みんながため息をつく中、ひとりの女性が外に出て、空を見上げます。
雲のすき間から、まぶしい日ざしがさしこんでいました。
「さあ、片づけよう。お昼にはパンを焼くよ」
そのひと言で、村の人たちが動きはじめました。

嵐のあとに空を見上げたあの女性のように、落ちこむことがあっても、自分のペースで、また前を向ける。

この度数の人は、気持ちを切り替えて、明るさを取りもどすことができるんです。

最後までやりとげる責任感

この度数の人は、とても責任感が強い人です。
自分が引き受けたことは、最後までやりとげます。

大変なときほど、落ち着いて全体を見られる。
何を先にやるか、誰に何を頼むか。
その判断が早いから、まわりから頼られるんです。

頼られると、つい張りきってしまう。
「しっかりしてるね」と言われたら、素直に受けとってください。
そのしっかりは、何度も乗りこえてきた君の経験から来ているから。

小さなことに振りまわされない

嵐のあとの日ざしは、いつもの日ざしよりまぶしく感じます。
暗い時間をくぐってきた人ほど、光の明るさがよくわかるんです。

ときには、小さな行きちがいが、いつまでも頭に残る日もあるかもしれません。
そんな日は、ちょっと空を見上げてみてください。
それが今すぐ向き合うことか、少し時間を置けることか、分けてみる。
大事なことから選んだら、残りはあとに回してもいいんです。

晴れやかさと、責任感。
その両方を持つ君は、みんなの安心の場所になっていきます。

ちょっとだけクセ

落ちこんだあと、なぜか部屋の大掃除を始めている。
送ったメッセージの言い方ひとつが気になって、何度も読み返してしまう。
それでも最後には腕まくりして動きだすのが、君の回復力です。

嵐のあとの空の下で、腕まくりをしている君。
その笑顔が、まわりの人の心にも日ざしを届けていますよ。

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