獅子座2度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

An epidemic of mumps

おたふく風邪が、町じゅうではやっている。

自分の熱でまわりを巻きこみ、場をわかせる天性のムードメーカー

キーワード

「伝染(INFECTION):君の熱は、まわりにうつって広がっていく」

「影響力」「共感」「演出」「巻きこみ力」「盛り上げ」「参加」

目指す方向性

  • 好きなものは、ひとりでしまわず人にすすめること。
  • 場が静かなときほど、最初に声を出す役を引き受けること。
  • イベント、発信、チームづくりなど、人を巻きこむ仕事を選ぶこと。
  • 人の熱に火をつけたら、その人の出番もつくってあげること。
  • 盛り上げたあとは、自分の心の元気も確かめること。

シンボルを読む

まわりに熱をうつす影響力

2度のキーワードは「伝染」。
この度数の人は、自分の熱を、まわりにうつして広げていく影響力を持っています。
君がワクワクしていると、なぜかまわりもワクワクしてくるんです。

獅子座は、火のサインの固定宮。
火は燃え移っていく性質、固定宮はその熱を長く保つ力のことです。
1度で生まれた熱が、2度では人から人へと広がっていく。
つまりは、君の情熱は、君ひとりの中だけで終わらないんです。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

石畳の広場。
夏祭りの前の晩、ひとりの少年が古いアコーディオンを弾きはじめました。
最初は、誰も気にしていません。
でも、パン屋のおかみさんが手拍子を打つと、隣の靴屋の主人も足でリズムを取りはじめる。
気づけば広場じゅうが、笑いながら踊っていました。
次の日から、町じゅうの子どもたちがその曲を口ずさんでいたそうです。

この度数の人は、自分の楽しさを、まわりにうつすことができるんです。

見せ方を知って、場の真ん中に出ていく力

この度数の人は、自分の見せ方を知っています。
どう言えば伝わるか、どう動けば場が明るくなるか。
それを感覚でつかんでいるんです。

獅子座は、人生という舞台に立つ星座。
人に見られることが、そのままエネルギーになるんですよね。

だから、舞台の上にいたいですよね。
「目立ちたがりだね」と言われても、それでいいんです。
君が出ていくことで、出来事そのものが動きはじめるんだから。

ときには、自分の足りないところが気になって、輪から離れたくなる日もあるかもしれません。
でも、人にうつっていくのは、完ぺきさより楽しそうな顔のほう。
少し不器用なまま出ていくくらいで、ちょうどいいんです。

みんなを巻きこんで盛り上げる力

この度数の人がいると、ただの集まりが「お祭り」に変わります。
一人ひとりの小さな熱を集めて、大きな盛り上がりにしていけるんです。

大事なのは、みんなに参加してもらうこと。
君がひとりで目立つより、全員が主人公になれる場をつくる。
そのとき、君の巻きこみ力はぐんと大きく育ちます。

共感から始まった輪は、君がその場を離れたあとも、しばらく温かいまま続いていく。
それが、この度数の人の影響力なんです。

ちょっとだけクセ

おいしいお店を見つけると、食べ終わる前に友だちに写真を送っている。
準備不足だと思うと、誘われても「今回は見てるだけで」と言ってしまう。
でも一度輪に入ったら、誰より楽しそうなのが君なんですよね。

広場に響いたアコーディオンと、いつのまにか町じゅうに広がった歌。
君の熱も、そんなふうに人から人へとうつっていきます。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋