場面
Rock formations at the edge of a precipice
崖のふちに、岩が重なって立っている。
ゆれる場面でも落ち着いて力を出せる、胆力のある勝負師
キーワード
「忍耐(ENDURANCE):ゆれる場所でも、君はちゃんと立っていられる」
「度胸」「落ち着き」「持久力」「不動心」「胆力」「安定感」
目指す方向性
- 大事な場面ほど、深呼吸してから動くこと。
- 追いこまれたときに出る自分の力を、信じて使うこと。
- 長く続けることで結果が出る仕事や学びを選ぶこと。
- 流行にゆらされず、自分の土台をじっくり固めること。
- 体の元気と心の元気を、ふだんから整えておくこと。
シンボルを読む
ゆれる場所で立っていられる胆力
5度のキーワードは「忍耐」。
この度数の人は、足もとがゆれるような場面でも、落ち着いて立っていられる胆力を持っています。
まわりがあわてるときほど、静かに強くなれるんです。
獅子座は、火のサインの固定宮。
火は勇気、固定宮はどっしりと動かない強さのことです。
4度で人の前に立った人が、5度では、きびしい場面で力を試されます。
熱い心を、ぶれない土台の上にのせる度数なんですよね。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
海を見おろす崖の上の灯台。
嵐の夜、一隻の船が岩場に近づいていました。
灯台守の女性は、風で窓がきしむ音の中、ランプの火を守り続けます。
手が冷えても、眠くなっても、光を送るのをやめません。
夜が明けたとき、船は無事に港へ入っていきました。
崖の岩は、何ごともなかったように、そこに立っていました。
この度数の人は、いざというときほど、頭が冷えて手が動くんです。
長く続けられる持久力
この度数の人は、持久力のある人です。
一度始めたことを、コツコツ続けていけます。
固定宮の火は、長く燃え続ける火。
時間をかけるほど、この度数の人の力は強くなっていくんです。
簡単にはあきらめたくない。それが君の自然な気持ちです。
あきらめの悪さは、この度数ではほめ言葉です。
続けてきた時間が、そのまま君の強さになっていきます。
ときには、ゆずれないだけの気持ちを、「ぶれない自分」だと思ってしまう日もあるかもしれません。
そんな日は、「これは守りたいもの?それとも、ゆずりたくないだけ?」と自分に聞いてみてください。
その問いを持てるから、君の強さはしなやかになっていきます。
勝負どころで腹をくくる度胸
崖のふちの岩は、風にも波にもさらされています。
それでも立ち続けているのは、根もとがしっかりしているからです。
この度数の人も、いざというときに腹をくくれる度胸があります。
ここぞという勝負どころで、一歩も引かずに前に出られる。
ふだんの落ち着きは、この一瞬のためにたくわえている力なんです。
不動心は、何も感じない心とはちがいます。
ドキドキしながらも、足を動かさずにいられる心のこと。
その安定感が、まわりの人の安心にもなっていくんです。
ちょっとだけクセ
みんながあわてている場面で、ひとりだけ「で、どうする?」と聞いている。
一度「やらない」と決めたことは、何度誘われても首を横にふる。
それだけ、君の芯がしっかりしているということですよ。
嵐の夜が明けても、崖のふちに変わらず立っている岩。
君の落ち着きは、誰かが帰ってくるための灯りになります。