天秤座13度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

Children blowing soap bubbles

子どもたちが、シャボン玉を吹いて遊んでいる。

毎日の小さな不思議にときめき、人の心まで魅了するロマンチスト

キーワード

「魅了(ENCHANTMENT):毎日の小さな不思議に、君はずっと心を動かせる」

「純粋さ」「感動」「遊び心」「ファンタジー」「軽やかさ」「素朴さ」

目指す方向性

  • 毎日の中にある小さな「きれい」を見つけること。
  • 感動したことを、言葉や形にして人に届けること。
  • 大人になっても、遊び心を手放さないこと。
  • 思い描いた夢を、楽しみながら形にしていくこと。
  • 素朴な自分のままで、人を惹きつけること。

シンボルを読む

小さな不思議に心を動かす感性

13度のキーワードは「魅了」。
この度数の人は、毎日の小さな不思議に、ずっと心をときめかせていられる人です。
その純粋な感性が、まわりの人まで魅了します。

天秤座は、風のサインの活動宮。
そして天秤座を守る星は、美しいものを愛する金星です。
風はふわりと軽い心、活動宮は感じたことをすぐ行動に移す力のことです。
「きれい!」と思ったら、そのまま人に見せに行ける。
それが、この度数の人の自然な動き方なんです。

たとえば、こんな場面を思い浮かべてみてください。

雨あがりの、古いアパートの中庭。
三階の窓から、兄と妹がストローでシャボン玉を吹いています。
大きいの、小さいの、くっついたの。
ふわふわ下りていく玉に日が当たって、表面の虹色がくるくる動きます。
「見て、中に空がうつってる!」
妹の声に、向かいの窓で洗濯物を取りこんでいた女の人が手を止めました。
そして、しばらく一緒に空を見上げていました。

妹のひと声で、洗濯物を取りこむだけの午後が、ちょっとだけ特別になった。

この度数の人は、自分が感じた「すてき」で、人の心まで動かすことができるんです。

素朴なままでいる強さ

この度数の人の魅力は、素朴さです。
飾らない、そのままの心で世界を見ています。

大人になると、「そんなの当たり前」と通りすぎてしまうことが増えます。
でもこの度数の人は、夕焼けの色にも、パンの焼けるにおいにも、毎回ちゃんと感動できる。
それは、生きることをいつも新しく味わえる才能です。

感動したら、誰かに話さずにはいられない。
その「ねえ、見て」が、人と人をやさしくつなげていくんです。
美しいものを分け合うことは、金星に守られた天秤座の、いちばん得意なことでもあります。

夢を形にする軽やかさ

シャボン玉は、ふわっと生まれて、すぐ消えます。
だからこそ、今この瞬間を楽しむ大切さを教えてくれます。

空想の世界が楽しすぎて、目の前のことが手につかない。
それも、心が豊かな証拠です。
だったら、思い描いたことを小さく形にしてしまいましょう。
絵に描く、文章に書く、部屋に飾ってみる。
形になった夢は、シャボン玉とちがって、消えずに人の手に届きます。

遊び心を持ったまま、夢を形にしていく。
それが、13度の人の魔法です。

ちょっとだけクセ

電車の窓から空想を始めると、降りる駅を通りすぎている。
雑貨屋さんに入ると、使いみちのわからないキラキラしたものを買って帰る。
そのときめきの多さが、君の毎日を明るくしています。

子どもたちの吹いたシャボン玉が、ふわりと空へのぼっていく。
それを見上げてときめける心が、君の宝物です。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋