場面
A retired sea captain
船をおりて引退した、元船長。
積み重ねた経験を余裕に変える、落ち着きのある頼れる相談役
キーワード
「くつろぎ(RELAXATION):積み重ねた経験が、君を落ち着かせてくれる」
「余裕」「経験値」「信念」「円熟」「ゆとり」「平常心」
目指す方向性
- これまでの経験を、自信の土台にすること。
- 新しいことにも、落ち着いた気持ちで飛びこむこと。
- あわてている人に、ゆとりを分けてあげること。
- 何歳からでも、新しく学ぶことを楽しむこと。
- 積み重ねた知恵で、まわりの相談にのること。
シンボルを読む
経験がくれる余裕
17度のキーワードは「くつろぎ」。
この度数の人は、どんな場面でも落ち着いていられる、余裕のある人です。
積み重ねてきた経験が、君の心をどっしり支えています。
天秤座は、風のサインの活動宮。
風は少し離れたところから物事をながめる目、活動宮は新しいことに向かって動き出す力のことです。
一歩引いて見られるから、あわてずにすむ。
そして動き出すときは、ためらわない。
その組み合わせが、17度の人の落ち着きを生んでいます。
この場面を、ひとつの物語にしてみます。
海の見える坂の町。
長い航海の仕事を終えた元船長が、近所の絵画教室に通いはじめました。
最初の日、筆の持ち方もわからず、パレットの絵の具をひっくり返してしまいます。
まわりの生徒がはっとする中、元船長はにこっと笑いました。
「大波にくらべたら、なんてことないさ」
そして、窓の外の海を、ゆっくり描きはじめました。
大きな波を越えてきた人は、小さなつまずきであわてない。
この度数の人は、これまでの経験を、新しいことに向かう落ち着きに変えることができるんです。
そばにいるだけで安心される人
この度数の人のまわりには、相談ごとが集まってきます。
あわてている人の話を、ゆったり聞く。
「だいじょうぶ。それなら、こうしてみたら?」と、経験から答えを出す。
その落ち着いた声に、相手はほっとするんです。
天秤座は、人との関係の中で輝く星座。
17度の人は、自分のゆとりを人に分けることで、つながりを深めていきます。
年を重ねるほど、「あの人に聞けばいい」と頼られる存在になっていくでしょう。
思い出より、次の航海へ
長い旅をしてきた人は、話したい思い出もたくさんあります。
昔うまくいったことを話したくなるのは、それだけいい航海をしてきたから。
でも、思い出にひたる時間が長くなってきたら、絵の具をひっくり返して笑った、あの元船長のことを思い出して。
経験は、ふり返るためだけでなく、次の挑戦を支えるためにもあるもの。
今日、小さなことを新しく始めてみる。
それだけで、君の経験はまた生き生きと動き出します。
落ち着きと、新しいことを楽しむ心。
いくつになっても、君はいい風に吹かれて進んでいけます。
ちょっとだけクセ
昔うまくいった話になると、同じエピソードをつい何度も話している。
「前にもこういうことあったな」が、口ぐせになりつつある。
話せる航海がたくさんあるのは、それだけ経験を積んできたということです。
船をおりた元船長が、港に並ぶ船をゆったりながめている。
その落ち着きは、たくさんの波を越えてきた君にもそなわっています。