天秤座18度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

Two men placed under arrest

二人の男の人が、取りおさえられている。

きびしい場面ほど本当の力を発揮する、覚悟の決まった勝負師

キーワード

「結果(CONSEQUENCE):きびしい場面ほど、君の本当の力が出てくる」

「試練」「覚悟」「責任」「底力」「真価」「けじめ」

目指す方向性

  • 手ごわい課題ほど、真正面から向き合うこと。
  • 自分が選んだことの結果を、自分で引き受けること。
  • ここぞという場面で、腹をくくって動くこと。
  • 勢いと落ち着きを、場面に合わせて使い分けること。
  • きちんとけじめをつけて、次の一歩へ進むこと。

シンボルを読む

きびしい場面で出てくる本当の力

18度のキーワードは「結果」。
この度数の人は、きびしい場面ほど力を発揮する、覚悟の決まった人です。
追いこまれたときに、ふだんは見えない底力がぐっと出てきます。

天秤座は、風のサインの活動宮。
風は状況をすばやく読む頭のよさ、活動宮はいざというときに自分から動く力のことです。
そして天秤座は、天秤ではかるように「筋が通っているか」を大事にする星座。
だから18度の人は、自分のしたことに、きちんと向き合えるんです。

たとえば、こんな朝の出来事。

朝市でにぎわう広場。
ふざけ合っていた二人の若い男が、果物の屋台にぶつかって、りんごの山をくずしてしまいました。
すぐにまわりの店の人たちが、二人の腕をつかみます。
一人は「わざとじゃない」と言い返そうとしました。
もう一人は、深く息をついて言いました。
「ぼくらがやりました。拾って、だめになったぶんは払います」
二人は昼までかかって、転がったりんごを残らず拾い集めました。
次の週、屋台の店主は、その二人に荷運びの手伝いを頼んでいました。

うっかりの失敗は、誰にでもあります。
大事なのは、そのあと自分の手で引き受けたこと。
そこから、新しい信頼が始まりました。

この度数の人は、自分のしたことの結果から逃げずに、そこで本当の力を見せることができるんです。

覚悟が決まると、迷いが消える

この度数の人は、腹をくくるのが早い人です。

どうしようかと迷っている時間は長くても、「やる」と決めたら一直線。
その覚悟の強さが、まわりからの信頼につながります。

大きな試験、むずかしい仕事、大事な話し合い。
手ごわい課題にぶつかるほど、君はいきいきしてくる。
試練は、君の真価が見える場所なんです。

「頑固だね」と言われても、それでいいんです。
自分のしたことに筋を通す、その頑固さが、君をまっすぐ立たせているから。

勢いに、ひと呼吸をそえて

この度数の人のエネルギーは、とても強いものです。

勢いが強いぶん、場面に合わないほど大きく動いてしまうのが、たまにきず。
動く前に、深く息をつく。
ひと呼吸おいてから動くと、君の強さは、いちばんいい形で相手に届きます。

けじめをつけて、次へ進む。
その潔さが、君の人生をどんどん強くしていきます。

ちょっとだけクセ

締め切り前夜になると、急にスイッチが入って、驚くほどの集中力を出す。
ちょっとした相談にも全力の作戦を立てて、相手をびっくりさせる。
ピンチを楽しめてしまうのも、君の才能のうちです。

取りおさえられて、その場に立つ二人の男の人。
逃げずに向き合ったところから、本当の力が出てきます。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋