場面
A Jewish rabbi
ユダヤ教の先生(ラビ)。
受け継いだ知恵に新しい深さを重ねる、学び続ける賢者
キーワード
「継承(HERITAGE):受け継いだ知恵の上に、君は新しい深さを重ねる」
「伝統」「学び」「知恵」「ルーツ」「深い見識」「語り継ぐ」
目指す方向性
- 先人の知恵を、自分の学びの土台にすること。
- 受け継いだものに、自分なりの新しい意味を加えること。
- 自分のルーツを知って、誇りにすること。
- 学んだことを、次の世代にわかりやすく語り継ぐこと。
- 立場より、中身の深さで信頼されること。
シンボルを読む
受け継いだ知恵を深める力
20度のキーワードは「継承」。
この度数の人は、先人の知恵を受け継ぎ、そこに新しい深さを重ねられる人です。
学び続けることで、どこまでも見識を深めていきます。
天秤座は、風のサインの活動宮。
風は言葉と知恵を遠くまで運ぶ力、活動宮はそれを今の暮らしに生かして動かす力のことです。
古い知恵を、今の言葉にして届けられるんですよね。
20度は、天秤座のまん中の10度の締めくくり。
ここまで深めてきた知性が、「受け継ぐ知恵」として実を結びます。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
石造りの古い町。
夕方の集会所で、年を重ねた先生が、分厚い本を開いています。
まわりには、若者たちが輪になって座っていました。
「この言葉を、君たちならどう読む?」
先生が問いかけると、若者たちは口々に意見を出し合います。
意見はばらばら。
でも先生は、どの答えにもうなずいて、「ほう、それは新しい読み方だ」と目を細めました。
昔からの教えを守りながら、若い人の新しい読み方も喜んで受け入れる。
この度数の人は、受け継いだ知恵を、今の時代に生きた形で手渡すことができるんです。
学び続けるほど深くなる
この度数の人は、学ぶことが好きな人です。
知れば知るほど、もっと知りたくなる。
天秤座は、いろいろな見方を並べて比べる星座。
20度の人は、昔の知恵と今の考えを並べて、そのあいだにある本当の意味を見つけていきます。
だから君の言葉には、流行に左右されない深みがあるんです。
自分のルーツを知ることも、君の力になります。
家族から聞いた話、育った土地の習わし、大好きな先生の口ぐせ。
受け継いだものを大事にするほど、君の芯は太くなっていきます。
知恵は、分かち合うほど深くなる
この度数の人には、人に教える役目がめぐってきやすいでしょう。
知っていることが多いぶん、つい「先生」の顔になりすぎていないか。
ときどき、自分に確かめてみてください。
年下の人の意見に「なるほど、その見方はなかった」と言えたとき、君の知恵は、もう一段深くなります。
受け継ぐ力と、新しく学ぶ心を持って、君は若い人たちに知恵を手渡していく人です。
ちょっとだけクセ
気になることがあると、そのルーツまでさかのぼって調べないと気がすまない。
年下の人の話に、つい「それはね」と解説を足してしまう。
それだけ、手渡したい知恵がたくさんあるんですよね。
古い教えの書に、新しい一行が書き足されていく。
ラビのその手つきは、学び続ける君の姿そのものです。