天秤座21度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A crowd upon the beach

浜辺に、たくさんの人が集まっている。

人の輪に飛びこんで、出会いを心から楽しめる天性の社交家

キーワード

「高揚(EXHILARATION):人とふれ合うほど、君の心はうきうきと晴れていく」

「開放感」「社交性」「ワクワク」「人懐っこさ」「にぎやかさ」「素直な喜び」

目指す方向性

  • 人が集まる場所に、自分から出かけていくこと。
  • はじめて会う人にも、気さくに声をかけること。
  • 「楽しい」と感じた気持ちを、そのまま顔と言葉に出すこと。
  • 人と会う仕事や役目を、自分の得意分野として育てること。
  • 受けとるだけでなく、自分からも楽しさを差し出すこと。

シンボルを読む

人とふれ合うほど晴れていく心

21度のキーワードは「高揚」。
この度数の人は、人とふれ合うほど、心がうきうきと晴れていく人です。
出会いそのものが、君の元気のもとなんです。

天秤座は、風のサインの活動宮。
風は人と人のあいだを行き来する力、活動宮は自分から動いて何かを始める力のことです。
だから天秤座は、関係を自分からつくりにいく星座なんです。

21度からは、天秤座の仕上げの段階が始まります。
ここまで育ててきた「人との調和」を、今度は思いきり楽しむ時間です。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

夏の終わりの、小さな港町の浜辺。
朝はがらんとしていた砂浜に、昼すぎから少しずつ人が集まってきました。
パラソルを並べる家族、ボールを追いかける若者たち、アイスクリームの屋台。
知らない同士が、飛んできたボールを投げ返しながら笑い合います。
夕方には、誰かが持ってきたギターのまわりに、大きな輪ができていました。

飛んできたボールを投げ返すくらいの気軽さで、人との距離を縮めていける。

この度数の人は、知らない人ばかりの場所でも、そこを楽しい場所に変えていけるんです。

人懐っこさという才能

この度数の人は、とても人懐っこい。
身構えずに、まっすぐ人を信じられます。
その素直さが、相手の心もほどいていくんです。

人と一緒にいると、自然に笑顔が増える。
「にぎやかな人だね」と言われるのは、まわりも一緒に楽しくなっている証拠です。

接客、営業、イベント、人と人をつなぐ仕事。
人の輪の中で、君の才能はいちばん伸びていきます。

楽しさを差し出す力

浜辺がにぎやかなのは、一人ひとりが自分の楽しさを持ち寄っているから。
この度数の人も、そこにいるだけで場の空気を明るくできます。

楽しい時間を、誰かが用意してくれるのを待っていませんか?
待つ側から、誘う側へ。
君から「一緒にやらない?」と声をかけると、差し出した楽しさは何倍にもなって戻ってきます。

ちょっとだけクセ

遊びの誘いには、予定を確かめる前に「行く!」と返事をしている。
なのに、自分から誘うのは年に数回。
誘われ上手なのも、人懐っこい君の立派な才能です。

浜辺いっぱいに集まった、たくさんの人たち。
その真ん中で笑っているのは、きっと君です。

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