場面
A man teaching the true inner knowledge
心の奥にある本当の知恵を、人に教えている男の人。
心を通わせて相手の才能を引き出す、信頼の厚いメンター
キーワード
「共感(AFFINITY):わかり合う力で、人のいちばん良いところを引き出す」
「導き」「傾聴」「信頼関係」「深い理解」「育てる力」「分かち合い」
目指す方向性
- 人の話は、途中で答えを出さずに最後まで聞くこと。
- 自分が学んだことを、わかりやすく人に分けること。
- 教える、相談にのる、育てるなど、人の成長にかかわる仕事を選ぶこと。
- 相手の答えは、相手の中から出てくるのを待つこと。
- 自分も学び続けて、心の奥の知恵を深めること。
シンボルを読む
わかり合う力で心を通わせる共感力
5度のキーワードは「共感」。
この度数の人は、相手と心の深いところでわかり合える共感力を持っています。
話しているうちに、相手が自分でも気づいていなかった本音まで、すっと出てくるんです。
天秤座は、風のサインの活動宮。
風は言葉で心を通わせる力、活動宮は自分から関係を始める力のことです。
相手と向き合う天秤座の力が、5度では、一対一の深い信頼関係として表れます。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
川沿いの遊歩道。
土曜の朝のランニングの会に、走るのが苦手な女性が入ってきました。
みんなから遅れて、何度も立ち止まってしまいます。
会をまとめる男性は、走り方を教える代わりに、彼女の隣を同じ速さで走りました。
息が整うたびに、彼女はぽつりぽつりと、走りはじめた理由を話します。
彼はうなずきながら、ずっと隣にいました。
三か月後、彼女は町のマラソン大会の5キロを、笑顔で走りきりました。
答えを教えずに、隣にいる。
それだけで、彼女の中にあった力が外に出てきました。
この度数の人は、人の中にある良さを、そっと引き出すことができるんです。
話を聴いて導く力
この度数の人は、聴き上手です。
相手の言葉だけでなく、言葉にならない気持ちまで受けとめられます。
天秤座は、「相手」がいてはじめて輝く星座。
相手を鏡のように映すことで、その人の本当の姿を見せてあげられるんです。
だから、人の相談にのっていると、時間を忘れてしまう。
「話してよかった」と言われるのが、何よりのごほうびです。
人に頼られるほど、つい「こうしなさい」と答えを先に渡したくなるものです。
でも、君のいちばんの才能は、相手が自分で答えを見つけるまで待てること。
導く人ほど、少しうしろに立っているくらいがちょうどいいんです。
人を育てる深い理解
この度数の人は、教える立場になると、ぐんと力を発揮します。
先生、先輩、親、上司。
どんな形でも、人を育てることに向いているんです。
深い理解は、相手のちがいを認めるところから始まります。
自分と同じにしようとせず、その人らしい伸び方を信じる。
だから、君に育てられた人は、自分の足で歩いていけるようになります。
知っていることを分かち合うと、君の知恵もまた深くなる。
教えることと学ぶことが、この度数の人の中ではひとつにつながっています。
ちょっとだけクセ
友だちの相談に、話を聞き終わる前から答えを用意している。
「こうしたらいいのに」が、心の中でどんどん大きくなる。
それは、相手の良さが見えすぎてしまう、やさしさの裏返しです。
静かな部屋で、心の奥の知恵を語る先生。
君のひと言も、誰かの中に眠っていた力を目覚めさせていきます。