場面
The lamp of physical enlightenment at the left temple
左のこめかみに、体で気づくための明かりが灯っている。
体で覚えたことを今の力に変える、実感派の賢者
キーワード
「折り合い(RECONCILIATION):これまでの経験をまとめて、君は今の力に変えていける」
「経験値」「気づき」「体の感覚」「まとめる力」「自己理解」「目覚め」
目指す方向性
- やってきたことを、今の仕事にどんどん生かすこと。
- 頭で考えすぎたら、体の感覚を信じること。
- ばらばらの経験を、自分だけの強みにまとめること。
- 「なんとなくわかる」を、大事な答えとして扱うこと。
- 学んだことを、暮らしの中で試し続けること。
シンボルを読む
体で覚えたことを知恵に変える力
11度のキーワードは「折り合い」。
この度数の人は、これまでの経験を、今使える知恵に変えられる人です。
本で読んだことより、自分の体でたしかめたことを信じる。
その実感が、君の言葉と判断を強くしています。
射手座は、火のサインの柔軟宮。
火は前へ進む熱、柔軟宮は状況に合わせて形を変えられるやわらかさのことです。
つまり、いろんな場所で経験したことを、そのつど今に合う形に組みかえられるんです。
11度は、射手座の真ん中への入り口。
遠くまで出かけて集めてきたものを、自分の中でまとめはじめる場所です。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
霧の出た山道。
地図を広げても、分かれ道がどちらなのかわかりません。
若いハイカーたちが困っていると、案内役の女性が足を止め、地面の感触をたしかめました。
「こっち。土がやわらかいほうは、沢に下りる道だから」
何十回もこの山を歩いてきた足が、ちゃんと覚えていたんです。
霧が晴れたとき、一行は山小屋の前に立っていました。
地図にない答えを、体が知っている。
この度数の人は、積み重ねた経験を、いざというときの判断に変えられるんです。
ばらばらの経験をまとめる力
この度数の人は、寄り道の多い人かもしれません。
転職、引っ越し、いくつもの趣味。
一見ばらばらに見える経験が、あるときつながります。
「あのときのあれは、このためだったんだ」
そう気づく瞬間が、君の人生にはたびたび訪れます。
それが、11度の「折り合い」。
過去と今が、君の中で手を結ぶんです。
だから、回り道を後悔しなくていい。
全部が、君だけの強みの材料になっています。
頭と体の両方で気づく
この度数の人の明かりは、頭の中だけでは灯りません。
歩く、動く、手を動かす。
体を使っているときに、いちばんいいひらめきが来ます。
あれこれ試しすぎて、頭の中がこんがらがる日もあります。
そういうときは、考えるのをいったんやめて、散歩に出るくらいがちょうどいい。
体が先に、答えの方向を教えてくれます。
ちょっとだけクセ
考えごとをするときは、なぜか部屋の中をうろうろ歩いている。
説明書を読むより、さわってみて覚えるほうが早い。
体が先に動くのは、君の知恵がちゃんと働いている合図です。
左のこめかみに灯る、小さな明かり。
君が歩いてきた道のりを、今日もやさしく照らしています。