射手座24度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A bluebird standing at the door of the house

家の戸口に、青い鳥がとまっている。

あたたかさで好かれて、幸せを呼びこむ福の神

キーワード

「幸運(FORTUNE):君のあたたかさが、いいことを呼びこむ」

「幸せ」「愛され力」「好感度」「福を呼ぶ」「明るさ」「身近な喜び」

目指す方向性

  • まわりの人に、惜しまず好意を届けること。
  • 自分の望みも、遠慮せずに口に出すこと。
  • 遠くの大きな幸せより、身近な喜びを数えること。
  • 明るさを、仕事の人間関係にも持ちこむこと。
  • 来たチャンスを、笑顔で受け取ること。

シンボルを読む

幸せを呼びこむ力

24度のキーワードは「幸運」。
この度数の人は、自分のあたたかさで、いいことを呼びこめる人です。
人に好かれて、チャンスも自然と集まってくる。
なぜか運がいい、と言われることが多いんです。

射手座は、火のサインの柔軟宮。
火は明るさ、柔軟宮は人や状況にしなやかに合わせる力のことです。
そして守護星は、幸運と発展の星・木星。
十二星座の中でも、射手座はとりわけ「ツキ」と縁の深い星座なんです。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

田舎道に面した、白い柵の小さな家。
そこに住む青年は、前を通る人みんなに手をふります。
郵便配達の人には冷たい水を、散歩の老夫婦にはひと休みのベンチを。
いつのまにか、家の前はちょっとした立ち話の場所になりました。
ある春の朝、青年がドアを開けると、戸口に青い鳥がとまっていました。
「ほら、幸せの鳥が来た」と、通りがかった人たちが笑いました。

幸せは、遠くへ探しに行かなくても、ちゃんと家の前まで来てくれる。
この度数の人は、身近な喜びを大事にするほど、いいことを引き寄せられるんです。

愛される力

この度数の人は、とにかく愛され上手。
気取らない明るさに、人はほっとするんです。

しかも、好意をふりまきながら、自分の望みもちゃっかりかなえてしまう。
まわりも自分も幸せにする、上手なバランス感覚です。

好意が行き来する毎日

この度数の人は、好意を出すのも、受け取るのも上手です。
会った人の名前をすぐ覚えて、呼びかける。
ちょっとした手伝いにも、目を見て「ありがとう」を返す。
そうやって配ったあたたかさが、お茶のお誘いや、ちょっとしたおすそわけになって戻ってくるんです。

好意を受け取ったときも、遠慮より先に「うれしい!」が出る。
その素直さに、相手もまた何かしてあげたくなる。
好意が行ったり来たりするうちに、君のまわりはどんどん居心地のいい場所になっていきます。

うれしさで足もとがおろそかになるのは、ご愛嬌。
大事な約束の前だけは、一度立ち止まって予定を見直す。
そのひと手間で、君の幸運はもっと長続きします。

ちょっとだけクセ

友だちの家に遊びに行くと、帰りにはおかずやお菓子を持たされている。
はじめて会った人に、なぜか昔からの知り合いみたいに話しかけられる。
君のあたたかさが、ちゃんと伝わっているんですね。

戸口にとまった、一羽の青い鳥。
あたたかい家の前で、小さく首をかしげています。

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