場面
A parrot listening and then talking
聞いた言葉をおぼえて、話しだすオウム。
なんでも吸収して自分の武器にする、言葉のセンスが光る学び上手
キーワード
「型(CONVENTIONALITY):まわりの流れを上手に取りこんで、君は自分の望みに生かせる」
「吸収力」「まねぶ力」「聞く力」「適応」「言葉のセンス」「世渡り」
目指す方向性
- よく聞いて、いいものはどんどん取り入れること。
- 上手な人のやり方をまねて、自分のものにすること。
- 新しい場所のルールを、すばやくつかむこと。
- 覚えた言葉を、自分の言葉にして伝えること。
- 取りこんだものを、自分の望みのために使うこと。
シンボルを読む
聞いて覚えて、自分の力にする
19度のキーワードは「型」。
この度数の人は、吸収力のかたまりです。
聞いたこと、見たことを、すばやく自分の力に変えられます。
蠍座は、水のサインの固定宮。
水はまわりのものをしみこませる力、固定宮は一度取りこんだものを長く自分の中に保つ力のことです。
学んだことが、ちゃんと身になって残るんです。
19度は、蠍座の真ん中を締めくくる一歩手前。
深く取りこむ力が、ここでは「学ぶ力」として表に出てきます。
オウムのいる、こんなお店の話です。
港町の雑貨屋。
店先の止まり木に、一羽のオウムがいます。
店主のおじいさんが「いらっしゃい」と言うたび、オウムは首をかしげて、じっと聞いていました。
ある朝、お客さんが入ってくると、オウムが先に「いらっしゃい!」。
しかも、おじいさんより少し明るい声で。
それ以来、店にはオウムに会いにくるお客さんが増えました。
まねから始まったあいさつが、いつのまにか店の名物になっていました。
この度数の人は、まわりから取りこんだものを、自分らしい形に変えて生かせるんです。
まねから始まる上達
この度数の人は、まねの上手な人です。
上手な人の話し方、仕事の進め方、場へのなじみ方。
よく聞いて、よく見て、いいところをどんどん取りこみます。
新しい職場やグループにも、すぐなじめる。
その場のルールや空気を、早くつかめるからです。
世渡り上手と言われるのは、それだけ聞く力があるということ。
「まねしてるだけじゃない?」と言われても、それでいいんです。
どんな名人も、最初はまねから始めています。
借りた言葉を、自分の言葉に
取りこむのが上手な人は、取りこんだところで満足してしまうこともあります。
覚えた言い回しを、そのまま使うだけになっていないかな、と感じる日もあるでしょう。
覚えた言葉には、自分の経験をひとさじ足してみてください。
あのオウムも、おじいさんの言葉に、自分の明るい声をのせていました。
君らしさが乗った瞬間、借りた言葉は、君の言葉に変わります。
上手な人をまねて、自分の経験を足して、また次の人に伝える。
そうやって、君の言葉はどんどん育っていきます。
気づけば、今度は君がまねされる側になっているはずです。
ちょっとだけクセ
仲のいい人の口ぐせが、いつのまにかうつっている。
ドラマを見たあと、しばらく登場人物の話し方になっている。
その耳のよさが、そのまま君の学ぶ力になっています。
聞いた言葉をおぼえて、話しだすオウム。
耳にしたものは、君の中で、君の言葉に育っていきます。