場面
The king of the fairies approaching his domain
妖精の王さまが、自分の国へ近づいていく。
心に決めた軸をつらぬき、外の世界でも力を発揮する誇り高きリーダー
キーワード
「忠誠(ALLEGIANCE):心の奥で決めたものに忠実なほど、君は外の世界でも力を出せる」
「内なる見通し」「誇り」「帰る場所」「一途さ」「治める力」「芯の強さ」
目指す方向性
- 心の奥で「これが大事」と決めたものに、忠実でいること。
- 自分の中の見通しを、仕事や暮らしの形にしていくこと。
- 自分が責任を持つ場所を、誇りを持って治めること。
- 迷ったら、自分の帰る場所に立ちもどること。
- 自分を甘やかすやさしさと、律するきびしさを両方持つこと。
シンボルを読む
心に決めたものへの一途さ
28度のキーワードは「忠誠」。
この度数の人は、心の奥で決めたものに、どこまでも忠実でいられる人です。
その一途さがあるから、外の世界でもぶれずに力を出せるんです。
蠍座は、水のサインの固定宮。
水は心のいちばん深いところ、固定宮はそこで決めたことを持ち続ける力のことです。
蠍座の忠誠は、人に言われて守るものというより、自分の心と交わした約束なんです。
蠍座の終わりが近づくにつれて、深めてきた力は、自分の世界を治める力へと育っていきます。
この場面の先には、こんな物語が見えてきます。
丘の上に、古いぶどう畑がありました。
遠くの街で長く働いていた男が、祖父の畑を継ぐために帰ってきます。
坂道を上りながら、彼は一本一本の木を見て、心の中で名前を呼びました。
小さいころ、祖父と何度も歩いた道です。
「この畑を、祖父が守ったやり方で守ろう」
門の前に立ったとき、彼の顔は、もうこの畑の主の顔になっていました。
外の世界でどれだけ経験を積んでも、帰る場所と、守りたいものは変わらない。
この度数の人は、その芯を持っているから、どこへ行っても堂々と力を出せるんです。
内なる見通しを形にする
この度数の人の心の中には、はっきりした見通しがあります。
「本当はこうしたい」「こうあるべき」という景色が、ちゃんと見えているんです。
その見通しを、外の世界で形にできるのが君の力。
自分が責任を持つ場所では、リーダーとして自然に人をまとめられます。
上から命令するより、自分の誇りを背中で見せる。
だから、まわりもついてきたくなるんです。
仕事でも、家庭でも、趣味の場でも。
君が「ここは私の持ち場」と決めた場所は、少しずつ、みんなが居心地よく過ごせる場所に変わっていきます。
自分を大事にする、ちょうどいい加減
心の世界が豊かな人は、ときどき、気分のままに自分をとことん甘やかしたくなります。
それも、君の大切なやさしさです。
ただ、気まぐれが続いて見通しがかすんできたら、自分と交わした約束を思い出してください。
「私は、何を守りたいんだっけ?」
その問いで、君はまた自分の世界の主にもどれます。
ちょっとだけクセ
お気に入りのお店には、何年たっても通いつづけている。
自分の机やキッチンの配置を勝手に変えられると、ひそかにそわそわする。
自分の世界を大切にしている人の、かわいい一面です。
自分の国へ、ゆっくり近づいていく妖精の王さま。
帰る場所を知っている人は、どこへ行っても迷いません。