4ハウス

定番の呼び名家庭とルーツの部屋

心が帰っていく家と、自分の根っこを映す部屋

基本データ

4ハウスの基本データ
対応する星座蟹座
対応する天体月
種類アンギュラー(1・4・7・10ハウスの、力が強く出る部屋)
始まりの線IC(イムム・コエリ=天のいちばん底)
向かいのハウス10ハウス
担当する場面家・家族・ルーツ・心の土台・プライベート

キーワード

  • 家
  • 家族
  • ルーツ
  • 心の土台
  • 安心
  • プライベート
  • 育った環境
  • 居場所

しくみ

4ハウスは、ホロスコープの図のいちばん下から始まる部屋です。
始まりの線はIC。
ラテン語の「天のいちばん底」を縮めた呼び名です。
生まれた瞬間、足の下の、地球の向こう側にあった空の点にあたります。
このサイトのホロスコープの部屋で使っている分け方(プラシーダス)では、4ハウスはこのICから始まります。

空のいちばん低いところは、地上からは見えません。
そのため4ハウスは、外からは見えない自分の根っこを担当します。
生まれ育った家、家族、ルーツ。
今住んでいる場所や、プライベートの時間。
それに、何があっても戻っていける心の土台です。

アンギュラーの部屋なので、ここの天体の力は強く出ます。
ただし出る場所は、人前ではなく家の中や心の内側。
外からは気づかれにくいのに、本人の暮らしには大きく響く部屋です。

自然に対応する星座は蟹座、天体は月。
蟹座は、身内を守り、安心できる場所を作る水の星座です。
月は、気持ちや心の素顔、毎日の暮らしを担当する天体。
「帰る場所」と「心」を扱う2つが、そのまま4ハウスに重なっています。

ICを出すには、生まれた時刻と場所がどちらも要ります。
同じ時刻でも、生まれた土地が違えば、足の下にある空の点も変わるからです。

4ハウスが強い人

4ハウスに天体が多い人は、家と家族が人生の中心にある人です。

  • 家にいる時間が、いちばん自分らしい
  • 部屋づくりや料理など、暮らしを整えることに力が入る
  • 家族のことは、どんなに忙しくても後回しにしない
  • 生まれた土地や家系の話に、心が動く
  • 外でがんばれるかどうかは、家が落ち着いているかで決まる

4ハウスの天体は、人前より家の中で働きます。
表で目立つ活躍より、暮らしの土台を作ることに、その天体の力が注がれやすくなります。
家で仕事をする人、家族で商いをする人、住まいや土地に関わる仕事の人にも、4ハウスが目立つことがあります。

居場所が揺らぐと、心まで揺らぎやすいのがこの配置。
安心できる場所を先に確保しておくと、外でも力を出しやすくなります。

12の組み合わせ

  • 太陽が4ハウスにあると、自分の家や居場所を築くことが、人生の目的に重なりやすい人。家族を支える姿に、この人らしさが出ます。
  • 月が4ハウスにあると、家族の気持ちの動きに、誰より早く気づく人。4ハウスと対応する天体なので、家庭の雰囲気がそのまま自分の気分になります。
  • 水星が4ハウスにあると、家で考えごとや作業をするのが好きな人。家族との会話や、ルーツを調べることにも関心が向きます。
  • 金星が4ハウスにあると、居心地のいい部屋づくりが上手な人。インテリアやおもてなしで、家を心地よい場所にします。
  • 火星が4ハウスにあると、家の中で活発に動く人。模様替えやリフォームなど、住まいに手を入れる力にあふれています。
  • 木星が4ハウスにあると、家や家族におおらかな豊かさを感じる人。人が集まる、ひらかれた家を作りやすい配置です。
  • 土星が4ハウスにあると、家族への責任を早くから意識する人。自分の手で、揺るがない土台を少しずつ築いていきます。
  • 天王星が4ハウスにあると、家族の形や住まい方が型にはまらない人。引っ越しや暮らしの切りかえを、何度か経験しやすい配置です。
  • 海王星が4ハウスにあると、家にやすらぎと理想を強く求める人。家族の見えない思いや、ルーツの物語に心がひかれます。
  • 冥王星が4ハウスにあると、家族やルーツとの関係を深く見つめ直す人。自分の根っこを作り直すことが、大きな転機になります。
  • ドラゴンヘッドが4ハウスにあると、向かう先は、心から安心できる居場所づくり。家や家族との時間を大事にするほど、足元がしっかりしていきます。
  • ドラゴンテイルが4ハウスにあると、家族の中で安心を作る役は慣れたもの。その土台を持ったまま、社会の中で自分の役目を引き受けていくことが、この人生の課題です。

よくある勘違い・覚え方

  • 4ハウスは、家族と仲がいいかどうかを決める部屋ではありません。見るのは、その人にとって家がどんな意味を持つか。育った家とは別の場所に、自分の居場所を作っていく人もいます。
  • 「家」は建物だけの話ではありません。安心して素に戻れる場所や、心の中の落ち着きも、4ハウスの範囲です。
  • ICは、真夜中に太陽が来るあたりの位置。人が眠っている時間の空です。

外に見せる顔の奥で、あなたを支えている根っこ。
それがどこにあるのかを、4ハウスは教えてくれます。

自分の星がどこにあるか見てみる → ホロスコープの部屋